友だちいない研究所

ぼっち(友だちいない)の生き方・暮らし方を研究します。自分なりのぼっち体験から得たこと、分かったことをお話しします。友だちいない社会人X年目。

カテゴリ: ヴァイオリンのこと

たまに聞くのが「楽器を盗まれた」とかいうお話。公園でトランペットの練習をしていたが、目を離した隙に盗まれたとか、大学の部室に保管していたエレキギターを盗まれたとか、治安がいいはずの日本でもそういう話はキリがありません。とくにヴァイオリンは高いものと知れ渡 ...

ユーディ・メニューインといえばまさに20世紀を代表するヴァイオリニスト。ユダヤ系でありながら、ナチス・ドイツ治世下のドイツに踏みとどまって音楽活動を続けた指揮者フルトヴェングラーを擁護したことからもうかがわれるようにヒューマニストとしての側面も持ちます。SP ...

リコシェ。リコリス・リコイルではなくリコシェ。こいつはサルタートになったりリコッチェになったり、様々に名前を変えて登場することでヴァイオリン奏者を混乱させます。同じ弓で弦に空中から振り下ろしてバウンドさせるテクニックのことです。名前を変えて登場するといえ ...

数学の問題を解いていると、「この公式を使えばラクになる」という解法に気づくことがあります。・・・なんて、無理ですよね。普通の人は自ら気づくことなどありません。先生から「これはチェバの定理を使ってどうのこうの」と教わったり、問題集の解説ページにそう書いてあ ...

何かと話題のChatGPT。いろんな質問に答えてくれるので助かっている人がけっこういるようですね。たとえば「こういう内容の本を出版したいから、構成を考えてよ」と相談すると、「第1章はこうして、第2章はこうしましょう」のように下手な編集者よりよほど気の利いたアドバイ ...

シベリウスでは驚くほどのクオリティに到達していたヒラリー・ハーン。こりゃすごいな。そう思った私はさらにその数年後、再び来日した彼女のリサイタルに出かけていきました。同一内容の公演を2回。たしかそのうち一回は神奈川県の座間市というところまで足を運んでいたはず ...

ヴァイオリンを演奏するうえで松脂というのは必須のもの。ヴァイオリンを買い替えようと思って楽器店に行き、試奏しようとしてあらびっくり。差し出された弓には松脂が塗ってなくてガクっとなった方もいらっしゃることでしょう。弓を買い足そうと思って楽器店に行き、試奏し ...

現代を代表するヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンについて引き続き個人的な感想を書き連ねていきます。前回は「モーツァルトはいまいち」と記事を締めくくりました。その後、たしか「音楽現代」誌だったっでしょうか、私と同じコンサートに来ていた批評家の方も似たような ...

現代最高のヴァイオリニストといっても過言ではないヒラリー・ハーン。バッハから現代曲までレパートリーは幅広く、テクニックはもはやロボットかと思う程の冴えを見せます。今は亡き「グラモフォン・ジャパン」という雑誌が20年ほど前にありまして、そこの編集部(新潮社) ...

遠藤周作が『沈黙』とほぼ同じ時期に執筆し、完成させながらも封印された「影に対して」。この作品は2020年に発見され、大きな話題を呼びました。ここには作者の家族関係が色濃く反映されており、一説によると登場人物が存命であり、簡単に特定できてしまうからだと言われて ...

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