このブログは「友だちいない研究所」と言います。つまり管理人である私には友だちがいません。友だちを求めているわけではなく、むしろいないほうが結局のところストレスが少なく、幸福を感じやすいからです。2025年新春には、ついに届いた年賀状は0通を達成しました。とても ...
カテゴリ: 時評
感想:国立西洋美術館「モネ 睡蓮のとき」
上野の国立西洋美術館で開催中の展覧会「モネ 睡蓮のとき」。大混雑不可避だろうと予想して、私は1月3日(土)夕方に行きました。金曜・土曜は会期中は21時まで開館しているので夕方からでも時間的にゆとりがあるのと、正月の夕方に美術館に行く奴なんて私みたいに友だちいな ...
感想:『ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い』
長生きはするものです(年寄りじみている)。なんとまあ、劇場で20年ぶりにローハンのテーマを聴く日が来るとは。しかも新作アニメで日本人が監督という重責を担っています。『ロード・オブ・ザ・リング』の第1部が日本で公開されたのは2002年。『王の帰還』は2004年。20年前 ...
信じられない。カラヴァッジョの作品がまた公開されるなんて
カラヴァッジョというと西洋の絵画に詳しい人なら「あ、あいつね」と作品の1つや2つくらい頭に浮かんで来ると思います。ウィキペディアにはこう書かれています。ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ(伊: Michelangelo Merisi da Caravaggio、1571年9月29日 - 1610 ...
感想:アーティゾン美術館「ひとを描く」
アーティゾン美術館で開催されている「ひとを描く」展(2024年11月2日~2025年2月9日)は、古代ギリシア陶器から近代ヨーロッパ絵画まで幅広い時代の人物表現を取り上げた展覧会です。この展覧会では、石橋財団のコレクションを中心に、古代から近現代に至る85点の作品が展示 ...
カナレットとイッヌ。なんで犬が絵にいるのか(「カナレットとヴェネツィアの輝き」展)
私の過去記事感想:「カナレットとヴェネツィアの輝き」では、新宿のSOMPO美術館で開催されている展覧会を見て感じたことを述べています。ヴェネツィア。沈む沈むと言われ続けて数十年、今のところまだ沈んでいません。東海大地震が来る来ると言われてまったく来ないようなも ...
感想:「カナレットとヴェネツィアの輝き」
静岡県立美術館を皮切りに東京、京都、山口を巡回する「カナレットとヴェネツィアの輝き」という展覧会。私は東京会場である新宿のSOMPO美術館で見てきました。結論から言うと、入場料1,800円の価値は十分ある素晴らしい展覧会でした。ヴェネツィアという街への思い入れが強 ...
書籍はオワコンになってしまったの? でも読書をしない人の思考や情緒ってどんなふうなの?
日経新聞2024年10月7日社説「見つめ直したい読書の意義」には、このようなことが書かれていました。文化庁の調査で、1カ月に本を1冊も読まない人の割合が6割を超えたことが分かった。知識を身につけ、人格を涵養(かんよう)する上で、読書の果たす役割は重要だ。様々な著者 ...
東海道新幹線、終日運転見合わせ。開き直ってプランBに切り替えることの大切さ
久美子ベンチ発見とか言って喜んでたら東京に戻れなくなるなんて想像もしなかったでふ。、 pic.twitter.com/Q5lF7I4T48— ぼっち (@3_bocchi) July 22, 2024 所要があって2024年7月20日(土)~22日(月)まで関西に滞在していました。22日(月)に東京に戻ろうと宇治駅から ...
なぜこんなに硬直的なのだろう
「「最悪、人が死ぬ」「やめるべき」『24時間テレビ』やす子のチャリティーマラソン中止を医師が実名で緊急警告、市民ランナーの熱中症リスクとは」というネット記事を見かけました。それによると、2023年に発覚した『24時間テレビ』の寄付金横領事件が影響し、現在、同番組 ...