友だちいない研究所

ぼっち(友だちいない)の生き方・暮らし方を研究します。自分なりのぼっち体験から得たこと、分かったことをお話しします。友だちいない社会人X年目。

カテゴリ: 書評

「いつまでもあると思うな親と本」。これは私が教わった大学のゼミの先生の名言(?)です。たしか大学のそばにある古本屋へ私を含めたゼミ生とともに立ち寄ったときのことです。世の中には貴重だけれど、重版がかからない本というのも一定数あり、購入したはいいもののあと ...

昭和20年8月、日本はポツダム宣言を受け入れて連合国に降伏し、ここに第2次世界大戦は集結します。この少し前には広島と長崎に原爆が投下され前例のない被害をもたらしました。そもそもこれは原爆という恐ろしい兵器をナチスに先んじて作っておこうという米国政府の狙いがあ ...

2023年現在、東京バレエ団のゲスト・プリンシパルとしてまだまだ活躍が期待されるバレエダンサー上野水香さん。彼女の軌跡をまとめた漫画『Mizuka バレリーナ 上野水香ものがたり』をやっとこさ手に入れました。「あ、こういうのもあるのか、よし買おう」と発売直前に本の存 ...

「いいものを作っていれば黙っていても売れる」。そういう認識でいると商売で行き詰まりがちなのは言うまでもないでしょう。いいものが売れるとは限りません。かつてあったベータとVHSの規格争いでは製品として優れているはずのベータが敗北し、VHSが主流となりました。これ ...

「数字をごまかすと国がつぶれる」。元東京都知事・猪瀬直樹さんがいつかそのようにおっしゃっていました。猪瀬直樹さんは『昭和16年夏の敗戦 』という著作において「総力戦研究所」の軌跡をたどります。ここに集められた各界の若きエリートたちは、模擬内閣を結成し、机上演 ...

本を読むということは一般的に良いことと見なされています。夏目漱石を読むのと、漫画を読むのと、どっちがいいか。常識的に考えて夏目漱石を読むほうが「すごいな」と思われるでしょう。私が子供のころ、実家の近くに古本屋が何軒かあり、小遣い程度で何冊も本を買うことが ...

バレエの公演を実演なりDVDなりで鑑賞して思うのは、見ている側は楽ちんでも演じる側はとても過酷なものだということ。パ・ド・ドゥがとても優雅だね、なんて客席にいる自分が勝手な感想を持つ一方で、同じ瞬間にステージに立ってそのパ・ド・ドゥを演じている側は何十キロも ...

『冬物語』といえばサッポロビール。冬季限定販売の生ビール! 函館推しの私はビールもアサヒやキリンではなくサッポロを選びます。最近はサントリーが他社よりも安いビールを発売したのでそっちに手が伸びることもありますが。ではなくシェイクスピアの『冬物語』は、晩年 ...

『名探偵コナン』とか『金田一少年の事件簿』を読んでいると、「犯人はこいつだろう」と思う瞬間が訪れます。キョドキョドしていて言動が不自然だったり、アリバイが不十分だったり、いかにも怪しい。なにより名探偵毛利小五郎も私と同じ意見。間違いない。犯人はお前だ!・・・間 ...

Cuvie先生のバレエ漫画『絢爛たるグランドセーヌ』の23巻が発売されました。22巻はニコルズ振付の『パエトーン』の役を与えられるも、ニコルズのイメージとは違うことを理由に結局降板となるところで終わっていました。続く23巻はその後夏休み中に一時帰国し、ガラコンサート ...

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