友だちいない研究所

ぼっち(友だちいない)の生き方・暮らし方を研究します。自分なりのぼっち体験から得たこと、分かったことをお話しします。友だちいない社会人X年目。

カテゴリ: 書評

ベッポじいさんは、ミヒャエル・エンデの小説『モモ』に登場する道路の掃除人であり、物語の序盤から登場します。じつはこのじいさん、かなりの仕事人なのです。彼の仕事のやり方の良い点を挙げ、それがなぜ良いのかを考えてみました。じいさんはこう語ります。とっても長い ...

ミヒャエル・エンデの『モモ』の主人公モモは人の話を聴くのがうまいという設定になっています。モモに話を聞いてもらっていると、どうしてよいかわからずに思いまよっていた人は、きゅうにじぶんの意志がはっきりしてきます。ひっこみ思案の人には、きゅうに目のまえがひら ...

本というと夏目漱石とか太宰治とかを想像します。まあ要するに文庫本ですね。べつにハードカバーであっても構いませんし、新書とか図鑑でもOKです。ああいうのを本というわけです。そういうのは200ページとか300ページあったり、ものによっては500ページを超えることもありま ...

Cuvie先生のバレエ漫画『絢爛たるグランドセーヌ』第27巻。かなり長きにわたって連載が続いているこの作品は、すこし前の巻から新型コロナウイルス感染症を扱っています。世界が大混乱に陥り、日本でもイギリスでもその例外ではありませんでした。なんとかイギリスに戻ること ...

私は今の仕事が好きではありません。いや、この言い方は正確ではありませんね。もうちょっと精度を上げて言い直します。私は今の仕事が嫌いです。苦痛です。時間の切り売りでしかありません。これが自分の家のファミリービジネスで、私自身がこの事業の第◯代当主だというこ ...

Kindle Unlimitedに登録していると、毎月980円支払うだけで様々な本が読み放題になります。文庫本で2冊、またはハードカバーの本なら1冊読めばもとが取れる計算になります。人間誰しも損得勘定とは無縁ではいられませんから、ついついもとを取ろうとしていろんな本を読み進め ...

ユゴーの代表作である『レ・ミゼラブル』は新潮文庫では5巻にも及ぶ超大作です。そもそも主人公であるジャン・バルジャンが冒頭100ページくらいまったく登場せず、別人である神父さんがいかにいい人であるかがこれでもかと語られます。しかもその人はそのあと一切登場しませ ...

『レ・ミゼラブル』に登場する、ずる賢いテナルディエ。一時は宿屋を経営し、ファンティーヌの娘コゼットを搾取かつ虐待していました。文章だからまだいいものの、映像でそれを見せられると流石に胸糞が悪くなります。世界名作劇場の『少女コゼット』は序盤がそういうシーン ...

就職活動(転職活動)をするときに、そもそも職種を選ぶ必要があります。営業と人事と生産管理はまるで違っています。自分で選んでOKです。他人に「お前は営業職にエントリーしろ」と言われてそうする人はいません。しかし人によってやりたい仕事、やりたくない仕事は異なっ ...

ベネット誰それ? ベネッセ?? そういう反応をする人が大半でしょう。英文学を学んだ人なら、もしかすると「アーノルド・ベネットのこと?」と気づくかもしれません。そうです。アーノルド・ベネットです。ウィキペディアによると、イーノック・アーノルド・ベネット (Eno ...

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