友だちいない研究所

ぼっち(友だちいない)の生き方・暮らし方を研究します。自分なりのぼっち体験から得たこと、分かったことをお話しします。友だちいない社会人X年目。

カテゴリ: 書評

誰もが一度は読むのが夏目漱石の『坊っちゃん』。この作品の主人公は愛媛県に数学教師として赴任します。新幹線も飛行機も何もない時代、東京から愛媛県へ移動するだけでも一苦労。文化も方言もまるで違う異郷の地で生徒を指導しなければならないという立場の坊っちゃんはさ ...

ヘルマン・ヘッセの数ある作品のなかでも日本ではとくに有名なのが『車輪の下』です。故郷の人々の期待を一身に背負ったハンス少年は猛勉強の末に神学校入学試験に合格します。しかし彼は級友ハイルナーと結びつきが強くなればなるほど、勉強に身が入らなくなってゆきます。 ...

ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』は彼の作品のなかでも最も有名なもの。ハンス・ギーベンラート少年は村の期待を一身に担い、神学校入学試験に合格します。進学先であるマウルブロンで、ハンスはオットー・ハルトナーやカール・ハーメルといった級友と人間関係を深めてゆきま ...

ル=グウィン作ゲド戦記シリーズの第3巻である『さいはての島へ』は、世界からどんどん魔力が失われてゆくというもの。最初はアースシーの辺境から異変が始まり、だんだんといろいろな地域で似たようなことが起こり始めます。いつの間にか南海域では平和な通商が行われなくな ...

400万部を超えるベストセラーとなった百田尚樹さんの『永遠の0』は映画にもなり大変な話題になりました。参考文献も零戦搭乗員の書いた本やジャーナリストの著作などが多数使用され、十分な考証を経たうえで書かれた小説であることがうかがわれます。が。私はラストシーンだ ...

なんと400万部を超えるベストセラーとなった百田尚樹さんの小説『永遠の0』。主人公健太郎は終戦から60年目の夏に戦死した祖父のことを調べていました。卓越したゼロ戦パイロットであった祖父は、臆病者と言われる事もあれば、天才と呼ばれる事もありました。戦友たちからの ...

長大で挫折者続出間違いなしのトルストイの『戦争と平和』は文庫本で2800ページほど。文章術は現代の小説とかけ離れているので辟易します。私も1ヶ月ほどかかってなんとかエピローグまでたどり着きました。アンドレイ公爵が死亡し、残されたピエールとナターシャが結ばれて終 ...

むちゃくちゃに分厚くて、挫折した人は山のようにいるに違いありません。トルストイの『戦争と平和』は文庫本にして2500ページを超える超大作です。皇帝アレクサンドル一世やナポレオンから、主要キャラクターのアンドレイ、ピエール、ナターシャをはじめとして、「とりあえ ...

百田尚樹さんの『成功は時間が10割』という本をたまたま手にしたところ、私がいかにもこのブログで言ってそうなことを、プロの小説家として私以上に深く、かつ的確に時間というものの意味を表現していました。ということはこのブログは存在意義がほとんどなくなっちゃいまし ...

新潮文庫なら全4巻あるトルストイの『戦争と平和』は、やはり現代人の感覚からかなり距離感がある作品です。なにしろ文章が読みづらい読みづらい。一つ一つの文章はべつに難しい言い回しを使っているわけではないのですが、ストーリー展開が遅くて読んでいるうちにだんだん ...

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