シューベルトの弦楽四重奏曲のなかでも特に有名なのが『死と乙女』。正確には『弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」』です。1797年生まれの彼は1828年に没しています。長いとはいえない生涯のなかで『未完成』『グレイト』のような交響曲の他、『美しき水車小屋の ...
カテゴリ: 音楽
悲痛に満ちた『弦楽セレナーデ』。ちょっとしたニュアンスの違いが演奏の質を激変させてしまう
エドワード・エルガーの『弦楽セレナーデ』は全曲を通して聴いても12分ほどの可愛らしい曲になっています。「可愛らしい」と書いたのもそれもそのはず、妻キャロライン・アリスに、3回目の結婚記念日のプレゼントとして贈られたというエピソードがあります。第2楽章はハ長調 ...
バレエ『海賊』に新垣隆さんまで参加。いろんな種類があって訳がわからないのが逆に魅力かもしれない
『海賊』といえば世の中にたくさんあるバレエ作品のなかでも割りと有名なもの。恋愛あり、チャンバラありで男性ダンサーたちが大いに活躍するこの作品はバイロン卿の叙事詩を下地にしています。主要登場人物は次の通り。コンラッド:海賊の首領メドーラ:コンラッドの恋人パ ...
サントリーホールにタダで入場することを思いついた男の末路
東京の中心部、アメリカ大使館のほど近くにあるサントリーホールは日本で最も有名なコンサートホールであることは間違いないでしょう。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団といった世界有数のオーケストラの来日公演はここで行われます ...
天皇陛下のヴィオラの腕前がどれくらいなのか知って驚いた。室内楽を次から次へと
天皇陛下は登山やテニスなどがお好きだということは広く知られています。スポーツだけではなく、クラシック音楽にも造詣が深く、ヴィオラをお弾きになります。そのヴィオラの腕前はいったいどれほどのものだろう? CDがリリースされているわけでもありませんから、想像する ...
シューマンの『交響曲第1番 春』は春に作られたのではない
シューマンの交響曲のなかでもそのサブタイトル「春」からしてひときわ名高いのが『交響曲第1番』。四季のある国・日本で生活している私たちにとっても春といえば桜といい、つくしといい、入学式といい、新しい生活を予感させるシーズン。なんとなくめでたい雰囲気がそこはか ...
Zepp Hanedaが遠い。まるで僻地かと思う件
Zepp何々というライブハウスに行かれたという方もけっこういらっしゃるでしょう。Zepp DiverCityとかZepp横浜とか、いろいろなところにあります。私はとあるライブイベントでZepp Hanedaというところに足を運びました。行ってみて思うのは・・・。遠い、遠すぎる・・・。場所 ...
感想:倉敷に音楽図書室があった。スピーカーが驚くほど素晴らしかった!!
灯台下暗しとはまさにこのこと。私の地元は岡山県倉敷市です。この街は美観地区というものがありまして、昔ながらの街並みが残っています。その中心部には大原美術館という美術館があり、エル・グレコの「受胎告知」をはじめとする絵画の名品が収蔵されています。かつて満州 ...
歌詞カードの文字が小さくて困る。なぜあんなに小さい字なのか?
私は普段ベートーヴェンとかモーツァルトとか、要するにクラシック音楽を聴いています。この手の音楽は『フィガロの結婚』のようなオペラと『冬の旅』のような歌曲以外は歌詞がありません。ピアノとかヴァイオリンとか、オーケストラとか、要するに器楽のみで音楽が成り立っ ...
青山なぎささん、一人でやったほうが手っ取り早いと気づいてしまうwww
声優・青山なぎささんのラジオ番組「青山なぎさのまよわずなぎさ」の2023年4月23日放送回を聴いていると、彼女はワンオクのライブに一人で出かけていったと明かしています。女性が一人でライブに行くというのはあまり聞かない話ではあるものの、声優という特殊な仕事をしてい ...