新国立劇場バレエ研修所公演「バレエ・コンサート2023」は、この研修所に所属する研修生、予科生によるもの。2023年度は第20期研修生および第15期予科生が入所し、総勢16名がプロのダンサーとなる日を目指してバレエのレッスンをはじめとして様々なトレーニングを積んでいま ...
カテゴリ: 音楽
カラヤンの珍録音。ベートーヴェン『交響曲第9番 ニ短調』
録音というのは便利なもので、ミスを修正したり、修正したことをそもそも気づかれなかいようにきれいに誤魔化したりすることができます。たとえば「ライブ録音」と銘打って発売されているCDであってもも、実態としては「本番の演奏を主に、ミスがあった箇所はリハーサルのと ...
CDを水道水で洗ったら再生できるようになったとかいう不思議
CDの寿命は半永久的だろうと思っていたものの、ある時再生しているとプレーヤーから砂嵐のようなザザッという音が聞こえてきて、「こりゃまずいな」と思った時がありました。CDを止めて取り出してよくみたところ、さほど汚れが付いているようには見えません。でもどうして綺 ...
名指揮者になるためには生まれた時代も大事かもしれない
身も蓋もない話ながら、世の中には「運」というものがあります。就職活動で落ちた。意気消沈していたが運良く別の会社に内定をもらえた。第一志望だった会社はその後不祥事で見る影もなくなってしまった。JR中央線が遅れたせいで、乗るはずだった飛行機に乗れなかった。が、 ...
音楽に携わっていると耳が良くなるのか? 耳がいい人が音楽家になるのか?
絶対音感というものを持って生まれた人もいます。音の高さがわかる、ずれているとわかるというのは序の口で、音楽がすべて聞いた瞬間に頭の中でドレミで理解できる、一度聞いた音楽を頭の中で覚えられる、その音楽をあとで楽譜に書き起こせる・・・。モーツァルトがハイレベ ...
感想:ヘルベルト・フォン・カラヤン、フィルハーモニア管弦楽団との『英雄』(1952年録音)
私が初めてベートーヴェンの『交響曲第3番変ホ長調 英雄』のCDを買ってきたのはもう25年以上も昔の話で、某家電量販店の格安CD販売ワゴンのなかにそれはありました。当時はこの格安CDというのがやけに多く、紀伊國屋書店にも丸善にもありました。その2年後に大学受験のため ...
カラヤンが生きていた頃の日本人の音楽鑑賞マナー笑
サントリーホールは音響的には優れているものの、「このホールは十分な耐震構造を有しなんちゃら、拍手はなんちゃら、補聴器は正しく装着しなんちゃら、何々は云々」という長いおせっかい放送が開演前に流れて私をイラッとさせます。最近では「ブラボーをする際にはマスクを ...
AKB48とテセウスの船。昔のAKBと今のAKBは同じグループと言えるのか?
私はこのブログで何度も書いたとおり、渡辺麻友さんを今もいたく応援しています。2017年に行われた卒業コンサートのBlu-rayは毎年大晦日に決まって見返し、その年が終わること、新しい年がやって来ることを実感して眠りについています。だから私が主にAKBのイベント現場に赴 ...
AIが奏でる音楽にファンは付くのだろうか
楽器を奏でるというのはとても難しいことです。とくに私が日々取り組んでいるヴァイオリンなんて地獄の難しさ。これに比べれば簿記とかTOEICなんてもう屁の河童レベルでしょう。何しろ1日何時間も音階を練習して練習して練習して、それでもプロの演奏ですら「あれ、なんか音 ...
感想:MXまつり AKB48 62ndシングル「アイドルなんかじゃなかったら」発売記念コンサート 〜アイドルになってよかった〜
どういうわけか劇場公演以外はかなり久しぶりな記憶があるAKBのコンサート。前回AKBの大箱イベントに行ったのは2021年夏だったような気がします。ということは2年以上空白期間があったようです。横浜でもいくつかコンサートを行っているのは知っていましたが自宅からものすご ...