ぼっち昼食が56%、平日の昼食スタイルは? というニュースを見つけました。

興味深いのは、自分ひとりで昼食を食べる人の割合が、調査を重ねるごとに増えていることです。

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(引用元:上記URLのニュースの掲載画像です)

初回調査では49.6%の人が自分ひとり。2018年の調査では56%まで上昇しています。
ぼっちは、このことを当然のことと考えます。理由は、「同僚や部下、上司との食事は楽しくない」。これに尽きると考えます。

職場の人間関係に恵まれている人であれば「そんなことはない。一緒に食事をすることで新しい仕事のアイデアが生まれることがある」と思うでしょう。

しかし実際には、職場の人間関係が希薄な人、そもそも仕事自体好きではなく、生活のために時間を切り売りしている人、家族のためにもっと時間を使いたいが労働時間が長くてうんざりしている人、せっかくの昼休みは自分の時間として利用したいと思っている人、が存在します。

スマホがここ数年で一気に普及し、ツイッターやFacebookをいつでも見られるようになりました。
食事しながら、友だちのSNSを読んだり、家族からのLINEに応えたり、といったことも簡単です。
一人で食事をしていれば、自分が大切だと思う人と連絡が取れるというのに、誰が好んで同僚、上司、部下と休憩時間にまで一緒にいたいと思うのでしょうか。

そしておそらく、この流れは調査を重ねるごとに一層鮮明になってくると思います。
通信技術はますます進化し、誰とでも好きな時にコミュニケーションできる(=好きでもない人には時間を使わない)ようになることは疑いようもないからです。

ぼっちは、「自分が生きている時間は、なるべく自分が価値を感じられることに使いたい」という考え方なので、一人で食事をするのは当たり前なことです(複数で食事をすると他人のペースに巻き込まれてしまうため)。

多くのサラリーマンが、他人の目線や評価を気にして、意に反して好きでもないのに昼食や、さらには飲み会に出席しているのは大変残念なことです。

ぼっちは昼食は必ず一人。飲み会は一切出ません。

飲み会不参加などで浮いた時間で英語とフランス語ができるようになり、ヴァイオリンも上達し、運動経験ゼロだった自分が今ではなんとか20キロ走れるようになりました(今後はフルマラソンに出場したい)。

余計な気遣いをやめてしまえば、余暇が生まれ、自分を生かす機会が増えます。
一人で食事をする人が増えているという傾向は、多くの人が「余計な人間関係って嫌だよね」という、至極当然なことに気づき始めたことの現れではないかと思えてなりません。