ぼっちは一応ヴァイオリンが弾けます。一応。

ヴァイオリンを弾く人は知っているけれど、そうじゃない人(つまり世の中の大部分)は知られていない曲というのがあります。

今日はヴィターリ(1632-1692)というイタリアの作曲家による「シャコンヌ」についてお話します。



ぼっちなりの聴きどころ
1.冬のベネチアを思わせるような哀愁・孤独感。
まずはじめに「サビ」に当たるようなメロディーが登場します。このメロディーはその後何度も形を変えて登場しますが、そもそも300年以上前に、こんな素敵なメロディーを書いたということ自体信じられません。(じつはヴィターリではなくメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調の初演者であるフェルディナント・ダーヴィトの作だという説もあります。たしかにロマン派みたいな雰囲気もあります)まるで冬のベネチアを想像させるような哀愁が漂っています。

2.ヴァイオリニストが避けて通れない曲
これは個人的な記述ですがヴァイオリンの教本に掲載されている場合もあり、課題曲などでも広く用いられているため、ヴァイオリニストになろうとする人なら避けて通れない曲です。
たしかに転調での雰囲気の出し方や弓の使い方など、ヴァイオリニストしか気にしないような細かい点で様々な技巧を凝らさなくてはならない場面が沢山あります。

3.ぼっちはどうしたいか
・・・この曲が弾きたいです・・・。この曲の哀愁が、どうしても「友だちいない感」に思えてなりません。勝手な思い込みにすぎませんが。
ぼっちは、冒頭にヴァイオリンが弾けると書いたのですが、まだこの曲が弾けない=まだまだ先は長いレベルです。
ドラクエで言ったらまだベギラマすら使えない状態です・・・。

1日のうち、練習に使える時間は限られます。限られた時間を少しでも有効に使い、少しでも早くこの曲にたどり着けたらと考えています。