UQ Mobileからイオンモバイルに乗り換えました。理由はひとつ。安かったからです。私+家族の2名で毎月1ギガずつの利用で月額2400円程度。二人で2400円だからものすごく安いです。UQ Mobileを使っていた時は一人で2800円くらい費用がかかっていました。これは安いぞラッキー。
違いました。確かに安いことは安いです。そこは間違いないです。でも落とし穴がありました。そこに事前に気づかないのは迂闊でした。
何が良くないのか。それは、朝8時台、正午から13時まで、18時から19時まで、大体この時間帯にものすごく回線が遅くなるのです。たとえば日経新聞とかヤフーとかのトップページを4Gとか5Gの回線で開こうとします。が、開きません。3分くらい待っても今だに渦がクルクルしていて開きません。アホかと。たまたまかな、と思って数日間同じことをやってみましたが結果はいずれも同じ程度の遅さでした。
代わりに会社から貸与されたスマホで試しに日経新聞のサイトを開いてみると1秒で開きました。同じ場所同じタイミングで同じサイトを開いてこんなに違うということは、つまりそれだけイオンモバイルがその時間帯はやたらと遅いということです。
イオンモバイルのサイトでは時間帯別にどれくらいスピードが出ているかを説明していました。
それによると、上述の時間帯において下りは1Mbps程度。役に立つ速度ではありません。これで電子チケットとかの表示をさせようとしてもいつまでも現れてこない、ということになります。メールチェックも支障が出ます。
この遅さは安さと引き換えだ、といえば確かにそのとおりです。しかし、いざという時に思ったように動いてくれない機械がいかに役に立たないかというのは、「いざ」に直面してみて初めて分かるものであって、その時そんな安い契約を結んでしまった自分を呪うことになるのです。
スマホというものは、普段はたいして使わないのです。私の場合、家ではWi-Fiにつながっています。そうなるとモバイル回線を使うのは、通勤途中だったり、外出先だったり、あるいはちょっとした調べ物をするときくらいです。だから「月に1ギガも使わないのだから、一番安いプランでいいだろう」と考えました。これは実に合理的な判断に思えます。毎月ほとんど使わないものに高い金を払う必要はありません。冷蔵庫をほとんど開けない人が業務用の巨大冷蔵庫を買う必要がないのと同じです。
ところが、スマホの通信というものは、使用量だけでは評価できないことに気づきました。1ギガしか使わなくても、「使いたいときに使える」ことには価値があります。たとえばイベント会場に着いて、電子チケットを表示しようとする。ところが通信が遅くて画面が出てこない。後ろには人が並んでいる。スマホを再読み込みする。出てこない。もう一度やる。出てこない。
「あーすいませんちょっと待ってください出ます出します出る出る」とか言いながら、スマホを握りしめて画面を見つめることになります。あるいは外出先で道が分からなくなり、Googleマップを開く。ところが地図が読み込まれない。目的地を検索しても結果が出てきません。こうなると、月額数百円、あるいは1000円程度の節約など一気にどうでもよくなります。
「ワイは今、何のために安い通信会社と契約したんや」という話です。しかも困ったことに、この問題は「毎日ずっと遅い」というものではありません。普通に使える時間帯もあります。だから契約前の段階では気づきにくいのです。昼休みにスマホを触る。遅い。朝、会社に着く前にニュースを見る。遅い。仕事が終わって帰宅する前に何か検索する。遅い。
これは人間がスマホを使いたい時間帯とかなり重なっています。もちろん、イオンモバイルが悪いと言いたいわけではありません。そもそも安価な料金を実現するためには、何らかのトレードオフがあるのでしょう。通信速度より料金を優先する人にとっては、非常に合理的なサービスです。私だって、自宅と会社にいる間しかスマホを使わないのであれば、何も問題ありません。しかし私は、「たまに外で使う」というスマホの使い方をしていました。
そして、その「たまに」が重要だったのです。
スマホというのは、毎日何時間も使うから価値があるのではありません。むしろ、困ったときにすぐ使えることに価値があるのではないでしょうか。財布を毎日使わないからといって、肝心なときに開かない財布では困ります。傘だって、雨の日にしか使いません。それでも「月に数回しか使わないから、壊れかけの安い傘でいい」とはなりません。今回のイオンモバイルへの乗り換えで、私はその当たり前のことを思い知らされました。
「ほとんど使わないから安いものでいい」
これは一見すると正しいのですが、「ほとんど使わないもの」と「使えなくても困らないもの」は同じではありません。年間にすれば数千円、場合によっては1万円以上の差になるかもしれません。その差額を惜しんで、必要なときにスマホが使えないという不便を買うわけです。
これは節約なのか、それとも単なるケチなのか。今回、後者だったような気がしています。安い契約には安いなりの理由があります。そして、その理由は契約した瞬間には見えず、必要になった瞬間に突然姿を現します。
「安いガハハ」と喜んでいた数日前のワイに言いたい。スマホの通信費くらい、もう少し払え。安い契約というのは、平常時にはお得です。しかし「いざ」というときに役に立たないなら、その安さは一番必要な場面で裏切ってくるのです。
ところが、スマホの通信というものは、使用量だけでは評価できないことに気づきました。1ギガしか使わなくても、「使いたいときに使える」ことには価値があります。たとえばイベント会場に着いて、電子チケットを表示しようとする。ところが通信が遅くて画面が出てこない。後ろには人が並んでいる。スマホを再読み込みする。出てこない。もう一度やる。出てこない。
「あーすいませんちょっと待ってください出ます出します出る出る」とか言いながら、スマホを握りしめて画面を見つめることになります。あるいは外出先で道が分からなくなり、Googleマップを開く。ところが地図が読み込まれない。目的地を検索しても結果が出てきません。こうなると、月額数百円、あるいは1000円程度の節約など一気にどうでもよくなります。
「ワイは今、何のために安い通信会社と契約したんや」という話です。しかも困ったことに、この問題は「毎日ずっと遅い」というものではありません。普通に使える時間帯もあります。だから契約前の段階では気づきにくいのです。昼休みにスマホを触る。遅い。朝、会社に着く前にニュースを見る。遅い。仕事が終わって帰宅する前に何か検索する。遅い。
これは人間がスマホを使いたい時間帯とかなり重なっています。もちろん、イオンモバイルが悪いと言いたいわけではありません。そもそも安価な料金を実現するためには、何らかのトレードオフがあるのでしょう。通信速度より料金を優先する人にとっては、非常に合理的なサービスです。私だって、自宅と会社にいる間しかスマホを使わないのであれば、何も問題ありません。しかし私は、「たまに外で使う」というスマホの使い方をしていました。
そして、その「たまに」が重要だったのです。
スマホというのは、毎日何時間も使うから価値があるのではありません。むしろ、困ったときにすぐ使えることに価値があるのではないでしょうか。財布を毎日使わないからといって、肝心なときに開かない財布では困ります。傘だって、雨の日にしか使いません。それでも「月に数回しか使わないから、壊れかけの安い傘でいい」とはなりません。今回のイオンモバイルへの乗り換えで、私はその当たり前のことを思い知らされました。
「ほとんど使わないから安いものでいい」
これは一見すると正しいのですが、「ほとんど使わないもの」と「使えなくても困らないもの」は同じではありません。年間にすれば数千円、場合によっては1万円以上の差になるかもしれません。その差額を惜しんで、必要なときにスマホが使えないという不便を買うわけです。
これは節約なのか、それとも単なるケチなのか。今回、後者だったような気がしています。安い契約には安いなりの理由があります。そして、その理由は契約した瞬間には見えず、必要になった瞬間に突然姿を現します。
「安いガハハ」と喜んでいた数日前のワイに言いたい。スマホの通信費くらい、もう少し払え。安い契約というのは、平常時にはお得です。しかし「いざ」というときに役に立たないなら、その安さは一番必要な場面で裏切ってくるのです。
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