新しい仕事を始めました。私は毎日いろんな人と昼食を共にし、人脈を拡げ、他部署の人とも積極的に交流して飲み会にも積極的に参加!

・・・するわけないだろ!! 

というわけで新しい職場でも必要以上に誰とも接触することはなく基本ぼっちです。しかしそれが快適です。昼休みになる。自席で食事を食べる。通勤途中に通過するスーパーで昼食を買うので食べに出かけることで移動時間を消費しなくて助かっています。これは我ながら素晴らしい。食事も5分くらいで食べ終わります。その後本を20分くらい読む。そして昼寝します。

不思議なものです。以前努めていた職場ではよほど心理的安全性が乏しかったのでしょう、寝ようとしても寝られませんでした。しかし今の職場では100%すぐに入眠しています。

そして昼寝すると疲労が抜け落ち、頭がすっきりした状態で午後の仕事を始めることができます(というか、そうしないと午後に睡魔に襲われる)。なかなかいい滑り出しです。

昼休みというのは、本来かなり貴重な時間です。それを「人脈形成のための時間」と考える人もいるのでしょうが、私にとってはそうではありません。仕事が始まれば否応なく人と話します。上司とも話しますし、同僚とも話します。他部署から問い合わせが来れば対応します。つまり、勤務時間中にはそれなりに人間と接触しているのです。

だったら昼休みくらい、一人にさせてくれ。
というのが私の率直なところです。

昼休みまで誰かと一緒に食事をしながら、「最近どうですか」などと話していたら、休憩した気がしません。もちろん、そういう時間を楽しいと思う人もいるでしょう。しかし私の場合、人と話すことそのものが疲労回復につながるタイプではありません。むしろ、一人になっていることによってようやく脳のスイッチを切ることができます。

しかも今の昼休みには、本を読むという楽しみまであります。20分あれば、結構な量を読めます。毎日20分でも、勤務日が年間240日あれば、それだけで80時間です。昼休みを「人脈を広げるための交流会」にするより、私にとってはこちらのほうがはるかに有意義です。

そして最後に昼寝です。

これが実に素晴らしい。

食事をして、本を読んで、少し眠る。目を覚ますと、「さて、午後もやるか」という状態になります。午後の眠気を我慢しながら仕事をするより、よほど合理的です。以前の職場では、昼休みに寝ようとしてもなかなか眠れませんでした。眠気がないというより、「職場で寝る」という行為そのものに身体が警戒していたのかもしれません。周囲の目が気になる。何か言われるかもしれない。休んでいるところを見られたらまずいかもしれない。そういう意識が無意識のうちに働いていたのでしょう。

ところが今の職場では、昼休みになると普通に眠れます。
これは結構重要なことなのではないかと思います。

「昼寝できる職場」というだけなら、単なる福利厚生の話に見えます。しかし、そこで安心して眠れるということは、その場所を身体が「ここでは休んでも大丈夫」と認識しているということでもあります。

新しい仕事を始めてまだ日が浅いので、今後どうなるかは分かりません。忙しくなれば昼寝どころではなくなるかもしれませんし、仕事そのものについても、これからいろいろな問題が見えてくるでしょう。

それでも、少なくとも現時点では、なかなかいい滑り出しです。人脈は広がっていません。飲み会にも積極的に参加していません(というか、そういうものをやっている気配がない)。他部署の人に自分から話しかけまくってもいません。

でも、昼休みには一人で食事し、本を読み、昼寝をしている。そして午後になると、ちゃんと仕事をする。

どうやら私の場合、これくらいがちょうどいいようです。