人生で何度目の訪問になるでしょうか。いちいち数える気にもなりませんが、また諏訪湖を訪問しました。なにしろ1周16kmというランニングにはもってこいの距離。しかも湖を取り巻くように複数の美術館があるという文化的環境。2018年に初めて訪問してからというもの、私はことあるごとに諏訪湖に滞在するようになりました。

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というわけで性懲りもなく2026年6月にもふたたびこの地を訪れています。いつものごとくランニングで湖を一周したり、美術館や城を巡ったり・・・、と充実した時間を過ごすことができました。
今回は自転車をレンタルして美術館を巡りましたが、そのとき思ったのは「山の天気は変わりやすいのだろうか」ということでした。諏訪湖の標高は750mくらい。山岳地帯といえなくもないですが、思いっきり山地だという風情でもありません。しかし(今回はたまたま?)午前10時ごろに大雨雷雨、しばらくして晴れて、12時すぎにまた雨が降り、20分ほどで止むということがおこりました。午前10時ごろは私は美術館のなかにいて助かりました。12時すぎの雨は自転車をこいでいたタイミングでしたが、たまたま公園にさしかかり、屋根のあるあずまや? のようなもので雨宿りして難を逃れました。

そこで気になったので少し調べてみました。結論から言うと、「山の天気は変わりやすい」というのは単なる言い伝えではなく、ある程度は科学的な根拠があるようです。

山間部では地形の影響によって空気が上昇しやすくなります。暖められた空気が上昇すると雲が発達しやすくなり、とくに夏場は積乱雲が急速に成長して短時間の強い雨や雷雨をもたらします。平地では晴れていても、山の近くでは局地的に雨が降ることが珍しくありません。

諏訪湖周辺は標高750m前後。日本アルプスや八ヶ岳などの山々に囲まれた盆地地形でもあります。標高だけを見れば本格的な登山をするような高山ではありませんが、周囲を高い山々に囲まれているため、天候の変化を受けやすい環境なのでしょう。

実際、今回の旅行でもそれを実感しました。午前中に激しい雨が降ったかと思えば、30分もしないうちに青空が広がります。そして安心して自転車を走らせていると、また黒い雲が現れて雨が降り出す。東京で生活していた頃にも夕立は経験しましたが、今回の諏訪湖周辺ではその切り替わりがより急激だったように感じました。

もっとも、こうした変わりやすい天候も旅の面白さの一つかもしれません。もし私が午前10時頃に美術館へ入っていなければ、かなり激しい雨に巻き込まれていたでしょう。逆に12時過ぎの雨も、公園のあずまやがなければずぶ濡れになっていたはずです。運が良かったとも言えますし、旅先では常に多少の余裕を持って行動することの大切さを再認識したとも言えます。

諏訪湖は湖畔を歩いても走っても気持ちが良く、美術館や温泉も充実しています。私にとっては何度訪れても飽きない場所です。しかし今後訪れる方は、たとえ朝の天気予報が晴れだったとしても、折りたたみ傘やレインウェアを持参したほうがよいかもしれません。とくに自転車で湖畔を巡る場合にはなおさらです。

今回の旅行では幸い大きなトラブルには遭いませんでしたが、「山の天気は変わりやすい」という昔からの言葉を身をもって体験することになりました。次に諏訪湖を訪れるときも、おそらく私は湖を一周走り、美術館を巡ることでしょう。ただしその際には、晴天だけを当てにせず、急な雨への備えも忘れないようにしたいと思います。