久しぶりに自炊を初めて何週間か経過しました。時間があるので近所のスーパーの価格を色々と見比べています。そして気づいたのが、業務スーパーが一番安いということ。まあ、物によってはOKストアとか肉のハナマサが安かったりしますが、全体的に見ると業務スーパーがベストかなと思います。

まず一番はじめに作ってみたのがカレーライス。ワンプレート料理でありながら肉とか野菜とか、いろんなものを一気に食べられるのがメリット。

しかしカレーライスはカレールーがなければ作れません。まあ当然ですよね。というわけでカレールウをスーパーで買ってくるのですが、店によってとんでもないばらつきがあることに気づきました。
2026年3月現在、8皿分のカレールーで店頭価格が大体平均的に見て240円といったところでしょうか。ところが店によっては300円なんていう値段のところもあります。しかし業務スーパーだと126円、セール中は99円とかいう価格破壊が起きていました。肉のハナマサでも120円とかいう価格! こういう時に購入しておいて、同時に冷凍野菜500gで158円とか、肉100gあたり69円とかを買ってくると1食あたりのコストを100円未満に抑えることが可能になります。

こうして食のコストを計算してみると、外食の高さが身にしみてわかります。そして厚切りジェイソンさんが言っている「節約は稼ぐことの1.5倍の効果がある」のは真理だと思ったのでした。
つまり、収入が発生する時点で所得税が控除される。で、使うときは消費税がかかる。両側から税金を取られるので、1000円多く稼ぐよりも、700円ぐらいのお金を使わない節約が同じくらいの意味がある。つまり700円の消費をやめると、約1.5倍の力があるということになります。

しかし、ここで一つ気づくことがあります。節約というのは、単に「お金を使わないこと」ではないという点です。むしろ重要なのは、「同じ満足度を、より低いコストで実現すること」ではないでしょうか。

例えば外食のカレー。チェーン店に行けば700円から1000円程度は普通にかかります。しかし自炊で作るカレーは、先ほど計算したように一食100円未満に収めることも十分可能です。仮に外食のカレーを週3回食べていた人が、それを自炊に置き換えるとどうなるでしょうか。1回あたり600円の差が出るとして、週1800円、月にすれば7000円以上の差になります。年間で考えれば、8万円を超える金額です。

もちろん外食には外食の良さがあります。調理の手間もなければ、片付けも不要ですし、家では作れない味に出会う楽しさもあります。しかし日常の食事まで外食に依存してしまうと、気づかないうちにかなりの金額を支払っていることになります。

自炊の面白いところは、こうした「生活の構造」が見えてくるところです。スーパーの棚を見ながら、どの店がどの商品を安く売っているのかを観察する。野菜はこの店、肉はこの店、乾物はこの店といった具合に、自分なりの買い物ルートがだんだん出来上がってくる。まるで小さな経済ゲームのような感覚すらあります。

そしてもう一つ大きいのは、食事の内容を自分でコントロールできることです。野菜を多めにすることもできますし、塩分や脂質を抑えることもできます。結果として健康にもプラスに働く可能性が高い。節約と健康、この二つが同時に手に入るなら、自炊という選択はなかなか合理的な行動と言えるのかもしれません。

しばらくはこの「自炊生活」を続けながら、どこまで食費を最適化できるのか、ちょっとした実験として楽しんでみようと思います。案外、こういう地味な工夫の積み重ねが、生活全体の余裕につながっていくのかもしれません。