あるとき、コンサートのチケットをチケットぴあで購入しました。チケット代は3,850円。しかし、ここにシステム利用料や発券手数料の合計495円が合算され、支払いは4,300円ほどになりました。
おいおい、なんだこれ、ちょっと高くないか?
495円。これで一体何が買えるのか。たとえばすき家で牛丼(並)を頼むと450円。タバコ一箱500円。ダイソーなら100円のコップが4個は買えます。少年ジャンプは320円(私の少年時代は200円でした)。
こうした物の値段から考えると、なんだか随分高いなあ、せいぜい300円くらいがいいところではないか? と思わざるを得ません。内訳としてはシステム利用料:330円/枚で発券手数料:165円/枚となっています。
どうやら大規模イベントのときには何万というアクセスがあるので、これに耐えうるサーバー維持費とかセキュリティ対策とかで費用が膨らむらしいのです。ほんまかいな。そして輪をかけてわからんのが発券手数料165円。一応紙代とかプリンタ利用料とか人件費とからしいのですが、紙を印刷して渡すだけの芸当に165円は高いです。
さらに訳が分からないのが、特別販売手数料。特定のイベントの先行販売だと550円の手数料がさらに上乗せされます。下手すると1,000円くらいになるわけですから牛丼(並)2杯分の価値があるということになります。いやそんな価値ないだろ。
とはいえ、単に「高い!」と叫びたいわけではありません。私は一消費者として、その価格が妥当かどうかを感覚的に測っているだけです。3,850円のチケットに対して495円。率にして約13%。飲食店でいえばサービス料13%が自動的に上乗せされるようなものです。もし牛丼屋で「タッチパネルのシステム利用料」として60円、「着丼手数料」として30円が加算されたら、きっと誰もが首をかしげるでしょう。
もちろん、オンライン販売には相応のコストがかかるのは理解できます。サーバーの増強、転売対策、個人情報保護、クレジット決済の手数料。とりわけ人気公演では発売開始と同時にアクセスが集中し、数分で完売することも珍しくありません。そうした瞬間的な負荷に耐えるインフラを維持するにはお金がかかる。理屈はわかるのです。
しかし、問題は「見え方」です。チケット代とは別に細かく分解された手数料が積み上がると、どうにも心理的な割高感が生じます。最初から4,345円と表示されていればまだ納得しやすいものを、支払い画面の最終段階で金額が膨らむと、なんだか不意打ちを食らった気分になるわけです。特に今回ではないものの、あるイベントのチケットで特別販売手数料が加わったときなど、「これはいったい何がどんなふうに特別なのだ」と目を疑いました。
コンサートそのものの価値には疑いがありません。生演奏の感動は代えがたいものです。けれども、その入り口である購入体験がもやもやを残すのは、なんとも惜しい。チケットぴあの手数料は本当にそこまで必要なのか。少なくとも私は、決済画面を見つめながら「高いなあ」と何度もつぶやき、しばしマウスを握ったまま固まってしまったのでした。
もちろん、オンライン販売には相応のコストがかかるのは理解できます。サーバーの増強、転売対策、個人情報保護、クレジット決済の手数料。とりわけ人気公演では発売開始と同時にアクセスが集中し、数分で完売することも珍しくありません。そうした瞬間的な負荷に耐えるインフラを維持するにはお金がかかる。理屈はわかるのです。
しかし、問題は「見え方」です。チケット代とは別に細かく分解された手数料が積み上がると、どうにも心理的な割高感が生じます。最初から4,345円と表示されていればまだ納得しやすいものを、支払い画面の最終段階で金額が膨らむと、なんだか不意打ちを食らった気分になるわけです。特に今回ではないものの、あるイベントのチケットで特別販売手数料が加わったときなど、「これはいったい何がどんなふうに特別なのだ」と目を疑いました。
コンサートそのものの価値には疑いがありません。生演奏の感動は代えがたいものです。けれども、その入り口である購入体験がもやもやを残すのは、なんとも惜しい。チケットぴあの手数料は本当にそこまで必要なのか。少なくとも私は、決済画面を見つめながら「高いなあ」と何度もつぶやき、しばしマウスを握ったまま固まってしまったのでした。
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