今も私がいたく応援している渡辺麻友さんが応援しているプリンくんのことが私も大好きになったので、私もサンリオの株主になりました。2020年春のことです。



その後、なんと渡辺麻友さんは芸能界引退を発表してしまいました。目の前が真っ暗になりました。渡辺麻友さんを自転車に乗って探しに出かけるという夢を見ました。

それはともかく、サンリオの株価は上昇を続け、少し前に株式を3分割しました。100株持っていた人は300株になった(価値が3分の1になり、株の数が3倍になったので資産価値は同じ)わけです。

そして今度は株式を5分割することが発表されました。
当社株式への最低投資金額は、50万円付近で推移する状況が続いており、東京証券取引所が「少額投資の在り方に関する勉強会 報告書」で示した、個人投資家の求める投資単位の水準(10万円)を大きく上回っております。今回の株式分割は、当社への最低投資金額を引き下げ、投資家の皆様がより投資しやすい環境を整え、投資家層を拡大することを目的としております。

(中略)

026 年3月 31 日(火)を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する当社普通株式を、1株につき5株の割合をもって分割いたします。

サンリオ「株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更ならびに株主優待制度の変更に関するお知らせ」(2026年2月12日発表)より
つまり「今のままだと高くて買えない、でも買いたい!」という個人投資家のために行うということ。これによって資金を集めてさらなる成長を図ろうというのが狙いだと思われます。これで世界中がプリンくんまみれになると思うと嬉しいです。

いったい、株式分割という出来事は、単なるテクニカルな手続き以上の意味を持っているように思えます。価格が下がることで「手が届く」存在になる。それは株式という金融商品にとっても、キャラクターという文化的存在にとっても、とても意味のあることではないでしょうか。

サンリオという会社の本質は、モノを売ること以上に、「好き」という感情を世界中に流通させることにあるはずです(たぶん)。たとえばプリンくんの、あの丸くてやわらかなフォルム。ベレー帽の黄色。ちょっとのんびりしていて、でもどこか芯がある感じ。見ているだけで心がゆるむあの存在感は、数字では測れません。

そしてサンリオといえば、やはり世界的なアイコンであるハローキティを擁する企業です。長年にわたりグローバル展開を続けてきた実績があるからこそ、プリンくんがさらに世界へ羽ばたく未来も、決して夢物語ではないと思うのです。アジア、北米、ヨーロッパ、どこへ行っても、カフェや雑貨店、テーマパークの一角にプリンくんがいる。そんな光景を想像すると、株主としても一オタクとしても胸が高鳴ります。

株価が上がるということは、企業への期待が高まるということ。期待が高まれば投資が集まり、投資が集まれば新しい企画やコラボレーション、海外展開への挑戦が可能になる。そうしてキャラクターたちは、ますます多くの人に出会う機会を得るでしょう。もしプリンくんが今よりもっと知られる存在になれば、私が感じたあの「好き」は、世界のどこかの誰かの心もきっと温めるはずです。

2020年春、ただ「好き」という気持ちから株主になりました。その原点は今も変わりません。数字の上下に一喜一憂しながらも、根底にあるのは応援の気持ちです。もっと株価が上がってほしい。もっと企業として成長してほしい。そしてその先に、世界中がプリンくんまみれになる未来が待っていてほしい。

好きなものを応援する。その気持ちが、企業の成長とどこかで重なっていく。そんな幸せな循環の中に、自分が少しでも参加できているのだとしたら・・・株主であることは、ただの投資ではなく、ひとつの物語なのかもしれません。