今どきかよと思うかもしれませんが私はiPod Classicを使っています。一度落としてHDDを壊したのでSSDに換装しました。軽くなったついでに容量も拡張して256GBになりました。いまだにiPodではありますが、そもそも「音楽を聴く」という機能に着目すればそれがスマホだろうがiPodだろうが同じこと。ということは動く限りiPodを利用しつづけることに何の疑問も湧いてこないわけです。
しかしiPodはワイヤレスイヤホンに対応しておらず、有線のイヤホンを用いる必要があります。
私が昔から使っているのがSHUREのSE215というノイズキャンセリングイヤホン。ノイズキャンセリングといっても複雑な機構ではなく、イヤホンの部分が耳栓と同じような形状なので外の音が耳に伝わりにくいという代物。
しかし有線の宿命というやつで、いつかは内部で断線してしまい、音が聞こえなくなる日がやってきます。いかにSHURE製品が堅牢性を誇ろうともこれは不可避なのです。そしてどうするか。また1万何千円も出して新品を買うか。
私の答えはNOでした。なぜならイヤホンの部分は取り外し可能であって、ケーブルの部分は「リケーブル」といって別売りのケーブルを繋げれば普通に使うことができるのです。
そして別売りのケーブルも、なにも純正品である必然性はなく、Amazonで謎の中華製品が1,000円くらいで売られているので、これを使えば安くて財布に優しいのです。
というわけで買ってきました(配達されてきました)、謎のYinyooとかいうメーカーのケーブル。イヤホンの部分だけをSHUREのケーブルから取り外し、Yinyooのケーブルに装着します。作業は1、2分で終わり。これで従来どおりの音を楽しむことができるようになりました。見た目が「工業製品です」という雰囲気もりもりなのですが、どうせ私のことを注目する人間もいないし私も他人が正直どうだっていいので、無骨なケーブルでも何も問題ありません。
この選択は、いわゆる「節約」や「貧乏くさい」という言葉で片づけられるものではないと思っています。重要なのは、どこにお金を使い、どこに使わないかを自分で決めているという点です。
音楽を聴くという目的において、音質を左右する要素はイヤホン本体や音源であり、ケーブルは「正常に信号を伝える」以上の役割を必ずしも担っていません。であれば、断線という消耗部分だけを交換し、機能している部分は使い続ける。これは合理的で、むしろ健全な判断です。
新品を買い替えるほうが気分はいいでしょうし、経済を回しているという満足感もあるかもしれません。しかし、まだ使えるものを「壊れたから全部捨てる」という発想のほうが、私には不自然に感じられます。
リケーブルという選択肢がある以上、それを使わない理由はありません。
結果として出費は最小限に抑えられ、音楽体験は何一つ損なわれない。これはケチなのではなく、価値に対して正しくお金を払っているだけです。
流行や見た目に左右されず、自分にとって十分な性能を見極め、その寿命を最後まで使い切る。こうした積み重ねこそが、長い目で見れば最も賢い出費なのだと思います。
音楽を聴くという目的において、音質を左右する要素はイヤホン本体や音源であり、ケーブルは「正常に信号を伝える」以上の役割を必ずしも担っていません。であれば、断線という消耗部分だけを交換し、機能している部分は使い続ける。これは合理的で、むしろ健全な判断です。
新品を買い替えるほうが気分はいいでしょうし、経済を回しているという満足感もあるかもしれません。しかし、まだ使えるものを「壊れたから全部捨てる」という発想のほうが、私には不自然に感じられます。
リケーブルという選択肢がある以上、それを使わない理由はありません。
結果として出費は最小限に抑えられ、音楽体験は何一つ損なわれない。これはケチなのではなく、価値に対して正しくお金を払っているだけです。
流行や見た目に左右されず、自分にとって十分な性能を見極め、その寿命を最後まで使い切る。こうした積み重ねこそが、長い目で見れば最も賢い出費なのだと思います。
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