普段暮らしている東京から地元岡山に滞在すること2ヶ月が経過しました。寒くなってきたのにマフラーを置いてきてしまった! 本当に寒い・・・。コートやセーターこそ持ってきたものの、さすがにマフラーまでは気が回りませんでした。

というわけでマフラーを買うか、と思いましたが、本格的なやつを買っても家に戻れば何本もマフラーがあるのであまり意味がありません。必然的に「安いやつでいいや」ということになります。
となると、ダイソー。これ以外の選択肢はありえません。調べてみたら330円で販売していることがわかりました。

実際にダイソーに行ってみると・・・、





売ってねー



いやいや1種類くらいあるだろうと思って店内をよくよく探してみたら、マフラーこそないもののティペットというものは置いてありました。代わりに220円のこの商品を購入。

tippet


手触りはもふもふしていて私好み。シマエナガみたいで可愛いじゃありませんか。

そして帰り道に思いました。あれ、安い商品を買っても、高い商品を買っても、得られる満足度とか幸福感ってべつに変わらないんじゃないの? むしろ安く賢い買い物をできたときのほうが「してやったり」感があっていいなじゃいの? だったらいままでの適当に消費してあとで楽天カードで請求が来て「なんじゃこりゃ」になってたのって何だったの? (いやただの浪費だろ)

その気づきは、今回のティペット購入をきっかけに、思った以上に深く胸に刺さりました。私たちは日常的に「どうせなら少し良いものを」「せっかく買うなら失敗しないものを」と考えがちですが、その“少し良い”が本当に自分の幸福に直結しているのかと問われると、正直あやしいものです。

今回のように、期間限定で使うことが明確なもの、すでに自宅に十分な代替品があるものについては、高価な選択をする合理性はほとんどありません。それにもかかわらず、私たちは惰性や見栄、あるいは「安物買いの銭失い」という言葉への過剰な恐れによって、必要以上の出費を正当化してきたのではないでしょうか。

実際、220円のティペットは寒さをしのぐという目的を十分に果たしてくれていますし、肌触りもよく、見た目も悪くありません。これ以上の機能を求める理由が見当たらない以上、ここに満足が生まれるのは当然です。そして何より、「今回は無駄な出費をしなかった」という自己評価が、じわじわとした快感をもたらしてくれます。

振り返ってみれば、楽天カードの明細を見て首をかしげた経験は一度や二度ではありません(といっても使った自覚はあるのだが)。その多くは、買った瞬間の高揚感はあっても、生活の質を本質的に向上させたとは言い難いものでした。そう考えると、満足度とは価格ではなく、「納得感」から生まれるものなのだと思います。

今回のティペットは、そのことを教えてくれました。これからは、値段よりも用途、ブランドよりも必然性を意識した買い物をしていきたいものです。にしてもダイソーの買い物で色々勉強になりました。