コーヒーの価格がグングン上がっています。ちょっと前までセブンイレブンとかのコーヒーは100円でした。しかしいつの間にか140円まで値上がりしています。おいおい、数年で値段が1.4倍になった商品なんて世の中そんなにないぜ。一方でマクドナルドのコーヒーはいまだに120円なので、かなり頑張っていると思います。これで場所代も込みの価格だ(お店には賃料が発生するので)と思えば純粋に偉いです。
値上がりの理由は出尽くしているのでいちいち説明するまでもありませんが、一応書き記しておくと、ブラジルなど主要産地での干ばつや霜害による生産量減少、深刻な円安による輸入コスト増大、そして物流費・肥料・人件費の高騰が主な要因とされています。このほか、世界的な需要増加や、アジア圏での消費拡大も価格高騰を後押ししています。
私はとくに円安が深刻だと考えていまして、その理由は日本は豚の餌からガソリンまで、あらゆるモノを輸入に頼っているからです。それ以外でもアップルやアマゾンに支払うサービスの対価もある意味「輸入」ですから、円が弱くなれば日本人全員が困ります。1ドル100円だったのが150円になったということは、100円で購入できていたものが150円払わないと無理になったということですが、たった数年でこんなに日本円が弱くなるなんてたまったものではありません。
というわけでコーヒー。コーヒー豆もインスタントコーヒーも値上がり。そこで私はどうしたか。よしとけばいいのに、地元岡山に数か月滞在することになり、有り余るほど時間があるのをいいことに「よっしゃ安いコーヒー探したるわ」とスーパーを探し回りました。
そして見つけたのが(というか、近所のニシナにあった)、ウェスティンカフェというインスタントコーヒー。これが200gの瓶入りでなんと498円。たしか詰め替え用ならさらに100円くらい安い値段だったはず。有名メーカーの200gのインスタントコーヒーが900円くらいで販売されているので激安であることが分かります。
たしかに風味とかおいしさは有名メーカーに比べると落ちます。これは仕方ありません。といっても普通のアメリカンコーヒーみたいなのを作ろうとするには十分。なんなら朝起きて目が覚めていない(味があまり理解できない)ときのコーヒーもこれで十分。
このウェスティンカフェを飲み始めてしばらく経ちますが、だんだんと「これはこれでアリだな」と思うようになってきました。高級感やご褒美感はありませんが、日常の燃料としてのコーヒー、つまり「頭を起こすための黒い液体」と割り切れば十分に役割を果たしています。そもそも毎杯に感動を求めていたわけではなく、無意識に消費している部分も大きかったのだと気づかされました。
値上げが続く時代には、品質を上げるか、頻度を下げるか、あるいは基準を少し緩めるか、その選択を迫られます。私は今回は三つ目を選びました。生活のすべてを防衛的に切り詰めるのではなく、「ここは妥協していい」という線を自分で引く。その感覚を取り戻すことが、物価高の時代を生き延びるコツなのかもしれません。コーヒー一杯の話ですが、案外こういう小さな選択の積み重ねが、日々の心持ちを左右している気がします。
値上げが続く時代には、品質を上げるか、頻度を下げるか、あるいは基準を少し緩めるか、その選択を迫られます。私は今回は三つ目を選びました。生活のすべてを防衛的に切り詰めるのではなく、「ここは妥協していい」という線を自分で引く。その感覚を取り戻すことが、物価高の時代を生き延びるコツなのかもしれません。コーヒー一杯の話ですが、案外こういう小さな選択の積み重ねが、日々の心持ちを左右している気がします。
ちなみにウェスティンカフェはアマゾンとか楽天でも購入できますが、ニシナよりずっと高いです。こういうのは通販じゃなくてスーパーとかドラッグストアで直接買ってくるのが一番安いんでしょうね、きっと。
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