「節約は稼ぐより約1.5倍の力がある」。これは厚切りジェイソンさんの言葉です。彼は投資を長年にわたり継続した結果、数年前にFIREに成功しました。厚切りジェイソンさんといえば節約術を極めていることでも知られており、たとえば携帯電話は大手キャリアから格安SIMに乗り換えたり、服はもらい物で済ませたり、様々な商品は底値で買うようにしたり。それで「節約は稼ぐより約1.5倍の力がある」という気づきを得たようです。
誰もが気づいているように、物価が上昇しています。米がその典型ですね。少し前までデフレ脱却、デフレ脱却と喧伝されていたのに、もう誰もデフレなんて言う人はいません。いたらアホです。私個人も、ヴァイオリンのレッスン料の値上げの話が来てしまいました。まあ1,000円くらいならべつにいいのですが・・・。ただ、何をするにせよ安く上がるならそれに越したことはありません。
そういうことを考えていると、ヴァイオリンの維持費もなるべくローコストで行きたいものです。弓の毛を交換するときも、ネットで検索するとじつは近所に工房があったりして、しかもわりと安く毛替えが可能だということを私は見つけてしまいました。
そして弦も高い。一番有名な弦はドミナント。でも4本セットで8,000円なんていう価格を見ると、買おうという気持ちが薄れてしまいます。おいおい、昔は4本で5,000円もしなかったはずだぜ・・・。
そうなってくると、やはりこのブログでたびたび紹介したタレントという弦が俄然輝いて見えます。何しろ4本セットで2,750円。そりゃオリーブのような弦と比べたら音色はいまいちなのは使う前から分かります。でもアマチュアってそもそも音程がフラフラしていますから(自分もそうである)、音色以前の問題です。だったら高い弦を買っても結局猫に小判。安い弦でも何一つ問題ないはず。
そこで「では実際どこまで削れるのか?」という話になります。弦をタレントにするだけで年間の維持費は相当変わります。アマチュアの場合、年間に何回弦を交換するかはまちまちですが、私はせいぜい年に2回です。ドミナントを2回買えば16,000円。タレントなら5,500円。差額は約1万円。1万円あれば、映画を数本観に行けますし、ワインを数本買えますし、ちょっとした小旅行だってできてしまう。つまり節約した分は、別の「幸福の源泉」に自由に振り向けられるということです。
しかも、安い弦だからといって練習が台無しになるわけではありません。むしろ「弦が高級じゃないからこそ気楽に練習できる」という利点すらあります。弦が高いと、つい「もったいないから練習時間を減らす」という謎の逆転現象が起きたりしますが、タレントの価格ならそんな罪悪感もゼロです。音色を気にするより、まずは弾く時間を確保するほうがよほど大切。アマチュアならなおさらです。
さらに、弦に限らずヴァイオリン関連のアイテムは「高い=良い」とは限りません。松脂もそうです。2,000円の松脂と6,000円の松脂で確かに違いはありますが、だからといって後者しか選択肢がないわけではありません。肩当てだってそうです。万人が絶賛する高級モデルより、体に合った安いモデルのほうがはるかに快適です。つまり、自分のレベルや用途に応じて「ちょうど良いライン」を見つけることこそが節約の本質です。
厚切りジェイソンさんの「1.5倍の力」という言葉は、単に財布に優しいという意味ではなく、人生の選択肢を広げる力のことだと思います。ムダな支出を減らしていけば、その分だけ生活が軽くなり、趣味にもお金を回せるし、将来の不安も小さくなる。ヴァイオリンの維持費も同じで、無駄に“贅沢装備”をそろえる必要はありません。必要十分であればそれでいい。
ということで、これからも私はタレント弦を愛用しつつ、浮いたお金で楽譜を買ったり、美術館に行ったり、生活全体の満足度を上げていくつもりです。節約は「我慢」ではなく「最適化」。その結果、趣味がより楽しくなるなら、それはもう立派な投資なのです。
しかも、安い弦だからといって練習が台無しになるわけではありません。むしろ「弦が高級じゃないからこそ気楽に練習できる」という利点すらあります。弦が高いと、つい「もったいないから練習時間を減らす」という謎の逆転現象が起きたりしますが、タレントの価格ならそんな罪悪感もゼロです。音色を気にするより、まずは弾く時間を確保するほうがよほど大切。アマチュアならなおさらです。
さらに、弦に限らずヴァイオリン関連のアイテムは「高い=良い」とは限りません。松脂もそうです。2,000円の松脂と6,000円の松脂で確かに違いはありますが、だからといって後者しか選択肢がないわけではありません。肩当てだってそうです。万人が絶賛する高級モデルより、体に合った安いモデルのほうがはるかに快適です。つまり、自分のレベルや用途に応じて「ちょうど良いライン」を見つけることこそが節約の本質です。
厚切りジェイソンさんの「1.5倍の力」という言葉は、単に財布に優しいという意味ではなく、人生の選択肢を広げる力のことだと思います。ムダな支出を減らしていけば、その分だけ生活が軽くなり、趣味にもお金を回せるし、将来の不安も小さくなる。ヴァイオリンの維持費も同じで、無駄に“贅沢装備”をそろえる必要はありません。必要十分であればそれでいい。
ということで、これからも私はタレント弦を愛用しつつ、浮いたお金で楽譜を買ったり、美術館に行ったり、生活全体の満足度を上げていくつもりです。節約は「我慢」ではなく「最適化」。その結果、趣味がより楽しくなるなら、それはもう立派な投資なのです。
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