オランダ・ベルギー旅行から戻ってきて引越し準備して引っ越して新しい生活環境と職場に順応して・・・、ということをやっているとついつい体のメンテナンスがおろそかになりがちです。

私も定期的に通うべきである整体にしばらく行けていませんでした。引越し後に近所の整体のお店に行ってほぐしてもらいました。開口一番「背中がものすごく硬いですね」と言われてしまいました。なおかつ、右足と左足で筋肉のつき方が違うこと、股関節が曲がっているらしいことが指摘されました。一体どれくらい無茶苦茶な状態だったのか・・・。やはり整体には定期的に通うべきだと改めて思いました。どうやら鞄を右手で持つか左手で持つかとか、足を組むとき右足が上なのか左足が上なのかとか、そういう日常動作の積み重ねでも体への負担が蓄積され、歪むようなのです。恐ろしや。

整体の先生によると、体は一度歪みが生じると、それをかばうために別の場所に負担がかかり、さらにバランスが崩れるという悪循環に陥るそうです。私の場合、どうやら旅行中の長時間移動や、引っ越し作業での荷物運びが拍車をかけていたようでした。オランダやベルギーでは、石畳の道をスーツケースを引いて歩くことが多く、無意識のうちに片側だけに負担がかかっていたのかもしれません。あのガタガタした石畳、観光気分のときは風情がありますが、体にとってはなかなかの試練だったようです。

さらに、引っ越し直後は家具の配置換えや荷解きに夢中で、狭い隙間に中腰で入り込む動作や、不自然な姿勢での作業が続きました。腰や背中の筋肉は、その間ずっと悲鳴を上げていたに違いありません。新生活の立ち上げは楽しい反面、こうした体への負担が見えにくいものです。つい「まだ大丈夫」と思って放置しがちですが、今回のように整体でズバッと指摘されると、ああやはり…と反省させられます。

施術が進むうちに、ガチガチだった背中や腰が少しずつ緩んでいく感覚がありました。血流が改善されたのか、手足がじんわり温かくなってくるのがわかります。先生からは、日常的にできるストレッチや、座り方・歩き方のアドバイスもいただきました。特に「足を組むときは必ず同じ側ではなく、意識して左右を入れ替えること」「デスクワークの合間に肩を回すこと」はすぐに取り入れられそうです。小さな積み重ねでも、長期的には大きな違いを生むとのこと。

思えば、忙しいときほど「体のことは後回し」になってしまいます。旅行の計画や荷造り、職場での新しい業務に慣れること、日々の買い出しや家事…そうした目の前の予定に気を取られ、体の声を聞く余裕がなくなってしまうのです。けれども、体は自分が思う以上に正直で、溜めた疲れや歪みは必ずどこかで表面化します。痛みや不調が出てから慌てるのではなく、まだ軽いうちにメンテナンスしておくほうが結果的に時間もお金も節約できるのだと、今回改めて実感しました。

今後は、整体やマッサージを「特別なケア」ではなく「生活の一部」として定期的に組み込んでいきたいと思います。そして、旅行や引っ越しのように生活が大きく変化するタイミングこそ、意識的に体のメンテナンスを増やすようにするつもりです。心地よく暮らすためには、まず自分の体が元気であること。それがすべての土台になるのですから。