多摩から23区に引っ越しました。しかし想定外なことにロードノイズがけっこう気になる! これはうざい!! でもこれは生活の質に関わる問題なのですぐにでも対応しなければ。

というわけで購入してきたのが防音シート。窓にテープで貼り付けるやつで、2万7千円くらいしました。けっして安い金額ではないものの、これで安らぎが得られるなら投資効果としては十分でしょう。

で、窓に貼り付けてみた結果・・・。

あまり効果が実感できませんでした。なんてこった!!

これはショックでした。窓に防音シートを貼って、これでロードノイズとはおさらばだと信じていたのに、肝心の「静けさ」があまり得られなかった。もちろん、全く変化がなかったわけではありません。音の輪郭が少しぼやけたような気もします。でも私が求めていたのは「気にならないレベルの静けさ」であって、「多少マイルドになった騒音」ではないのです。

それにしても、どうしてこんな結果になったのか。納得がいかず、防音についていろいろ調べ直してみたところ、どうやら私が購入した防音シートは「吸音」タイプの素材に分類されるようでした。ウレタン系の柔らかい素材で、音を「吸収」するタイプ。つまり、室内で発生する音が外に漏れるのを防ぐ効果はあるものの、外から入ってくる音、つまりロードノイズのような騒音を「遮る」効果は弱いのだそうです。

そうか、「吸音」と「遮音」はまったく別物なんだ。27,000円も出して買ったシートがまさか「的外れ」だったとは。いくら失敗は成功の母とはいえ、金額が金額だけに気持ちは複雑です。

しかし、ここで立ち止まっているわけにはいきません。音の問題というのは、我慢していても決して慣れることはないし、むしろ日が経つほど気になってくるものです。とくに夜。寝ようとして布団に入ったときに、外から「ゴーッ」と車の音が響いてくると、神経が研ぎ澄まされてしまって眠れなくなる。静寂は、もはや贅沢品ではなく生活の必需品です。

そこで次に検討しているのが、「内窓」を自作するという方法です。つまり、既存の窓の内側にもう一枚、透明の板(プラスチック段ボールやアクリル板など)を取り付けて空気層をつくり、音の侵入を物理的に遮るというやり方。ネットでは「簡易内窓 DIY」といったキーワードで多くの情報が出てきます。しかも、材料は100均やホームセンターで揃えられるらしい。

具体的には、窓のサイズに合わせてプラダンをカットし、両面テープやクッションテープを使って固定し、さらにL字型のプラスチック棒などを使ってフレームを作れば、簡単な内窓が完成するとのこと。道具もカッターと定規くらいで足りるようで、DIY初心者の私でも手が出せそうです。

値段も驚くほど安い。材料費はおおよそ3,000円程度。先日購入した防音シートの10分の1です。もちろん、防音性能は材質や隙間の処理次第で差が出るので、完璧とはいかないでしょうが、レビューを見ている限りでは、「ある程度の効果はある」との声が多い印象。少なくとも、今のように音の侵入に無防備な状態よりはずっとマシになるのではないかという期待があります。

とはいえ、いざ材料を揃えるとなると、窓のサイズを正確に測る必要があるし、パーツをきれいに取り付けるには多少の工夫も要りそうです。何より、賃貸物件なので「原状回復」ができる形にしておかないといけません。そう考えると、ちょっと気が引ける部分もありますが、快適な生活を手に入れるための第一歩と思えば、手間を惜しんではいけない気もしています。

それに、防音対策というのは一発で完璧な状態を作るものではなく、試行錯誤を重ねて少しずつ改善していくものだということが、今回の件でよくわかりました。吸音材、防音カーテン、内窓、遮音マット・・・。それぞれに得意な音域や使用シーンがあるのです。だからこそ、自分の環境に合った組み合わせを見つけることが重要なのだと思います。

今のところは、次のステップとしてプラダン内窓のDIYに挑戦する予定です。今週末にでもホームセンターに行って材料を見てこようと思っています。そしてもし効果があれば、このブログでも改めてそのレポートをお届けするつもりです。

騒音との戦いは、思った以上に地味で根気が要りますが、それだけに、少しでも改善されたときの感動も大きいはず。静かな暮らしを取り戻すための戦いは、まだ始まったばかりです。