引っ越しというのは、心身ともにエネルギーを使う一大イベントです。新しい住まいへの期待と、今まで住んでいた部屋との別れ。そのなかで悩ましいのが「退去前の掃除をどこまでやるべきか」という問題です。私も2025年7月に今の住居を離れます。16年近く暮らしました。ということは実家に住んでいた時間よりも長く過ごしたことになります。自分が想像している以上に面倒で、我ながら転職なんてよう決断したわい、と思います。
実際のところ、どこまできれいにすればいいのかは、契約内容や物件の管理方針によって変わってきます。とはいえ、最低限押さえておきたいポイントや、やりすぎて損をするケースも存在します。今回は、退去時の掃除の「ちょうどよい加減」について考察してみたいと思います。
たとえば、日光による壁紙の色あせや、家具の設置による床のへこみなどは、借主が費用負担をする必要のない部分です。つまり、「ピカピカにして返さなければならない」と思い込む必要はないのです。
では、掃除はしなくてもいいのか?
とはいえ、「掃除しなくていい」という話ではありません。あまりに汚れていると、管理会社や大家から「通常の使用を超えている」と判断され、クリーニング費用や修繕費用を請求される可能性があります。
特に注意したいのは以下のような場所です。
・水回り(キッチン、浴室、トイレ):カビや水垢、油汚れがあると印象が悪く、追加清掃費を請求される可能性があります。
・壁や床の汚れ・シール跡:明らかに手入れ不足や過失と見なされる汚れは、原状回復義務の対象になることがあります。
・ゴミの置き忘れや私物の残置:当然ながら、ゴミを残して退去するのはNG。退去後に粗大ゴミが出てきた場合、処分費が高額になることもあります。ところで私の物件は、前の住人が照明を残していました。これはラッキーと思い、ずっと使い続けています。できれば次の物件にも持っていきたいが・・・。
では掃除の「落としどころ」はどこなんでしょうか?
完璧に磨き上げる必要はありませんが、やはり「次の入居者が見て不快に思わない程度」には掃除しておくのがベストです。たとえば、以下のようなラインがひとつの目安になるでしょう。
・床は掃除機をかけてホコリを取り、目立つ汚れだけ拭き取る
・キッチンは油汚れや焦げつきを軽く落とす
・トイレや浴室はカビや水垢を除去し、最低限清潔感を保つ
・ ベランダや玄関はゴミや砂ぼこりを掃き出す
ここで重要なのは「印象」です。退去後、管理会社がチェックに来る際、部屋がある程度整っていると「丁寧に使っていた人」という印象を与えることができ、トラブルの回避にもつながります。
そして、多くの賃貸契約には「退去時にハウスクリーニング代を支払う」という項目が盛り込まれています。その場合、どれだけ自分で掃除しても、業者による清掃は実施されるため、あまり神経質になりすぎる必要はありません。ただし、過失による汚れや破損は別途請求される可能性があるため(そらそうよ)、「掃除しなくていい」とは考えないようにしたいところです。
長年暮らした部屋であれ、1,2年しかしか住まなかった部屋であれ、自分の生活を支えてくれた空間であることに違いはありません。最後に軽く掃除をすることは、いわば「感謝とけじめの儀式」と見ておくべきでしょう。
実際のところ、どこまできれいにすればいいのかは、契約内容や物件の管理方針によって変わってきます。とはいえ、最低限押さえておきたいポイントや、やりすぎて損をするケースも存在します。今回は、退去時の掃除の「ちょうどよい加減」について考察してみたいと思います。
まず大前提として知っておきたいのが、契約書には大抵「原状回復しろ」のようなことが書かれています。「原状回復義務」の意味です。これは「借りた当時の状態に戻す義務」ではありません。国土交通省のガイドラインでも明確に示されているように、「通常の使用によって生じた経年劣化や損耗」は借主の責任ではありません。
たとえば、日光による壁紙の色あせや、家具の設置による床のへこみなどは、借主が費用負担をする必要のない部分です。つまり、「ピカピカにして返さなければならない」と思い込む必要はないのです。
では、掃除はしなくてもいいのか?
とはいえ、「掃除しなくていい」という話ではありません。あまりに汚れていると、管理会社や大家から「通常の使用を超えている」と判断され、クリーニング費用や修繕費用を請求される可能性があります。
特に注意したいのは以下のような場所です。
・水回り(キッチン、浴室、トイレ):カビや水垢、油汚れがあると印象が悪く、追加清掃費を請求される可能性があります。
・壁や床の汚れ・シール跡:明らかに手入れ不足や過失と見なされる汚れは、原状回復義務の対象になることがあります。
・ゴミの置き忘れや私物の残置:当然ながら、ゴミを残して退去するのはNG。退去後に粗大ゴミが出てきた場合、処分費が高額になることもあります。ところで私の物件は、前の住人が照明を残していました。これはラッキーと思い、ずっと使い続けています。できれば次の物件にも持っていきたいが・・・。
では掃除の「落としどころ」はどこなんでしょうか?
完璧に磨き上げる必要はありませんが、やはり「次の入居者が見て不快に思わない程度」には掃除しておくのがベストです。たとえば、以下のようなラインがひとつの目安になるでしょう。
・床は掃除機をかけてホコリを取り、目立つ汚れだけ拭き取る
・キッチンは油汚れや焦げつきを軽く落とす
・トイレや浴室はカビや水垢を除去し、最低限清潔感を保つ
・ ベランダや玄関はゴミや砂ぼこりを掃き出す
ここで重要なのは「印象」です。退去後、管理会社がチェックに来る際、部屋がある程度整っていると「丁寧に使っていた人」という印象を与えることができ、トラブルの回避にもつながります。
そして、多くの賃貸契約には「退去時にハウスクリーニング代を支払う」という項目が盛り込まれています。その場合、どれだけ自分で掃除しても、業者による清掃は実施されるため、あまり神経質になりすぎる必要はありません。ただし、過失による汚れや破損は別途請求される可能性があるため(そらそうよ)、「掃除しなくていい」とは考えないようにしたいところです。
長年暮らした部屋であれ、1,2年しかしか住まなかった部屋であれ、自分の生活を支えてくれた空間であることに違いはありません。最後に軽く掃除をすることは、いわば「感謝とけじめの儀式」と見ておくべきでしょう。
やりすぎず(どうせクリーニングするのですから)、でも手を抜きすぎず。ちょうどよい掃除のラインを見極めて、気持ちよく新生活を迎えるのがよいでしょう。
コメント
コメント一覧 (2)
入居時からクロスが若干薄汚れていたのですが写真を撮っておらず証明ができないのでクロス張替え費を請求されそうです・・・。
まだ退去費用の請求が届いていませんがドキドキしています。
そのようなことがあったのですね。私も以前の住居を引き払うときに入居時点の撮影を行いませんでした。案の定、退去のときに「あそこが破損し云々」「それはワイのせいじゃない、元からだ」という話になりました・・・。