海外を個人で旅行していると、様々なトラブルに見舞われることになります。ゆえに、事前に保険に加入しておくことは必須といえます。私の場合、イタリアを旅行していていつの間にかスーツケースを破損しました。

帰国後に保険会社に「スーツケースが壊れてしまった。どのタイミングで壊れたのかわからないが、ナポリからローマに戻ってきたとき、破損していることに気づいた」と訴えてみたところ、「この住所にそのスーツケースを送ってほしい」と言われました。ところが結局、そのスーツケースは修理不可能と判断され、3万円が私の銀行口座に補償金として入金されました。なぜ3万円なのかというと、「はっきり覚えていないがそのスーツケースは大体3万円くらいで購入した」と申請したからでした。

2025年6月~7月にはオランダ、ベルギーを旅行しました。このときも病気や怪我といったトラブルではなかったものの、電車が止まったせいでホテルのチェックインに遅刻するというトラブルがありました。以下はその顛末です。

16:16、ハーグHS駅出発のアントワープ行きの電車に乗って17:40ごろ到着のはずでした。ところが列車の衝突事故があり、途中のブレダまでしか電車が運行していないことがわかりました。

というわけでブレダとかいう謎の駅で降ろされた私。駅員さんがまったくいない駅だったのでどうしようもありません。仕方なく「地球の歩き方」の電車マップのページを見つつ電光掲示板を見ると、隣町ローゼンダールからアントワープまで電車で30分ということが判明。つまり次はブレダからローゼンダールに移動すればOK。ではどの電車に乗ればローゼンダールに行けるのか? どうやらフリッシンゲン行きの電車らしい。というわけで次に乗るべき電車を見つけてなんとかローゼンダールまで移動しました。(この時点で17:30ごろ)

そしてローゼンダールからアントワープまでの電車は18:22に出発して19時すこし前に到着することが判明。1時間ほどローゼンダールで待機して(時間を無駄にして)、アントワープまで出発。これでなんとかアントワープまで無事たどり着くことができました。

しかし。その後プレメトロ(地下を走るトラム)に乗ってホテルにたどり着くと、門が閉まっていました。カードキーがないと中に入れないのでした。ネットで事前にチェックインしていたのに、スタッフは誰もいません。スタッフは19時になると退勤してしまうのです。なんてこった、中に入れない・・・。そして私と同じ目に遭っている人(イタリア人やスペイン人など)が数名。

しばらくドアの前で待っていると、中から宿泊客が出てきたので「サンキュー」などと言いながら開いたドアに体を滑り込ませて建物の中に入り込みました。まるで泥棒だな。

で、イタリア、スペイン、日本の連合軍(?)は門のところに書かれてあったスタッフ緊急連絡先に電話したり、私もカウンターに置かれていた電話を無断で使用してやはりその連絡先に電話したりと、なんとか無理矢理チェックインしようとしました。

するとどうやらホテルのカウンターにはタブレット端末が設置されていて、アパホテルみたいにたぶんこれで自分でチェックインをするということがわかりました。しかし端末の画面はいわゆる「砂時計」状態で先に進めません。スペイン人のおっさんがビデオ通話でスタッフからやり方を聞きながら操作しようとするも、うまくいきません。横で見ていた私はたぶんこうだろうと思って適当に操作してみました。すると案の定、私の名前が出てきてチェックイン手続を進めることができました。というわけでカードキーを入手。この時点で20時近くなっていました。本来なら18時には到着しているはずだったのに、散々でした。

ほかにも受付で待機していたオランダ人女性のグループなどにも端末の使い方を教えて一件落着。彼女たちからは近所のスーパーを教えてもらい、おかげでこの日のワインにありつくことができました。

この手のトラブルはもう個人旅行をしていると「あるある」なので、以上のことを冷静に対処することができました。というか半ば呆れていました。欧州ってどうせそんなもんさと。

ただもし万が一本当に宿泊できなかったら別のホテルに滞在することになっていたはずで、それこそ保険会社に補償金をもらう交渉をしていたはずです。やはり保険には加入しておくべきですね。