私が初めてオランダ、ベルギーを訪れたのは2003年のこと。当時はまだスマホなんてものはなく、みんな紙の地図を持って街を歩いていました。わからないことがあるとグーグルで調べるのではなくて人に聞いたりしていました。アナログな。
街歩きの強い味方となるのがトラムつまり路面電車ですが、この路線図がどうなっているのかいまいち分かりにくい。ガイドブックにも書いてなかったりします。「地球の歩き方」とかだとそうでもないのですが、パックツアーに行く人向けのビジュアル多めのガイドブックだと掲載されてないわけですね。まあ個人旅行する人がそんなガイドブック買うはずもありませんが。
その路面図が分かりにくいのもまた難点ですが、トラムの切符をどこで買えるのか問題がありました。ガイドブックによると「タバコ屋で買える」などと書いていますが、自分が滞在しているホテルまたはユースホステルの近くにそういうお店がなかったりします。なんとも不便な・・・。
時は流れ、22年後私はまたアムステルダムに戻ってきました。この街では今もトラムが走っており(そりゃ簡単に無くなるわけないだろ)、あの時自分はこの路線のトラムに乗ってコンセルトヘボウに向かったんだなという思い出が懐かしくよみがえってきました。
さてこの22年のあいだに通信技術は飛躍的に進歩し、なんとトラムのチケットはスマホのアプリになっていました。Google Playから公式アプリをダウンロードして、そこからクレジット決済で切符を買ってアクティベートするという流れ。英語メニューもあるので簡単このうえありません。いままでタバコ屋で買っていたのが何だったんだ。そもそもなんでタバコ屋で切符なんだ? というわけで表示されたQRコードをトラムの読み取り機にかざせばそれで終わり。このほか、直接クレジットカードをタッチすれば決済されるという便利な方式もあります(私は空港からライツェ広場までのバス料金をこの方法で支払いました)。

街歩きの強い味方となるのがトラムつまり路面電車ですが、この路線図がどうなっているのかいまいち分かりにくい。ガイドブックにも書いてなかったりします。「地球の歩き方」とかだとそうでもないのですが、パックツアーに行く人向けのビジュアル多めのガイドブックだと掲載されてないわけですね。まあ個人旅行する人がそんなガイドブック買うはずもありませんが。
その路面図が分かりにくいのもまた難点ですが、トラムの切符をどこで買えるのか問題がありました。ガイドブックによると「タバコ屋で買える」などと書いていますが、自分が滞在しているホテルまたはユースホステルの近くにそういうお店がなかったりします。なんとも不便な・・・。
時は流れ、22年後私はまたアムステルダムに戻ってきました。この街では今もトラムが走っており(そりゃ簡単に無くなるわけないだろ)、あの時自分はこの路線のトラムに乗ってコンセルトヘボウに向かったんだなという思い出が懐かしくよみがえってきました。
さてこの22年のあいだに通信技術は飛躍的に進歩し、なんとトラムのチケットはスマホのアプリになっていました。Google Playから公式アプリをダウンロードして、そこからクレジット決済で切符を買ってアクティベートするという流れ。英語メニューもあるので簡単このうえありません。いままでタバコ屋で買っていたのが何だったんだ。そもそもなんでタバコ屋で切符なんだ? というわけで表示されたQRコードをトラムの読み取り機にかざせばそれで終わり。このほか、直接クレジットカードをタッチすれば決済されるという便利な方式もあります(私は空港からライツェ広場までのバス料金をこの方法で支払いました)。

本当に、時代は変わったのだなと実感せずにはいられません。2003年当時、旅に出る前には本屋に立ち寄り、分厚いガイドブックを買って、それを一生懸命読み込んだものでした。いまのように現地で気軽に情報を検索できるわけではないので、ホテルの場所、主要な観光スポット、交通手段や営業時間など、必要になりそうな情報をあらかじめ付箋を貼ってチェックしていたのです。
それが今では、地図も、路線図も、時刻表も、全部スマホの中にあります。目的地を入力すれば、何番のトラムに乗ってどこで降りればよいか、遅延していないかまで教えてくれる。そしてチケットの購入から乗車まで一気通貫。アプリで済む。画面に表示されるQRコードをピッとかざすだけです。かつての「正しく切符を買えるか」「車掌に見せるタイミングはいつか」といった小さな不安からは解放されました。
それと同時に、「旅慣れた人だけが知っている」ような裏技めいた知識も、あまり意味をなさなくなってきました。誰でも簡単に、確実に、便利に移動できる。スマホが一台あれば、初めての土地でも迷わず目的地にたどり着けるのです。もちろん、それによって旅が「味気なくなった」と感じる人もいるでしょう。でも私はむしろ、情報がオープンになり、誰にとってもアクセス可能になったことに、大きな意義を感じます。
時代が変わるとは、こういうことなのかもしれません。旅先で不便さを味わった過去があるからこそ、今の便利さが心にしみます。かつて紙の地図を広げていた自分が、いまスマホ一つで颯爽とトラムに乗っている。それを思うと、たった20年の間に、世界はずいぶん変わったのだなと、しみじみと感じるのです。でも紙の地図も見やすくて助かってるんですけどね。日差しを遮るときの帽子代わりにもなりますし・・・。
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