この記事はほんとに自分に向けて書いています。世の中には、ジョブローテーションでいろんな仕事を経験するよりも、時間をかけて一つのことを極めていくほうが性格的に向いている人だっているんですね・・・。
人事異動によるジョブローテーションは、さまざまな業務を経験させることで人材を多角的に育成する仕組みです。組織にとってはメリットの多い制度ですが、個人にとっては必ずしも歓迎すべきものではありません。特に、「一つの仕事を長年にわたって極めていきたい」と感じるタイプ(もろワイ)にとっては、頻繁な異動はむしろストレスになることがあります。
では、一体どのような性格の人がジョブローテーションよりも、一つの仕事を長く続けるスタイルに向いているのでしょうか?
まず、集中力の持続時間が長い人は、同じ業務を継続することに向いています。新しい業務に取り組む際には覚えることが多く、適応にも時間がかかりますが、同じ仕事を繰り返すことで精度を上げていける人は、むしろルーティン業務を好みます。そうした人にとって、仕事とは「習熟しながら磨いていくもの」であり、常に変化に対応することが目的ではありません。
また、「安定志向」が強い人も、長期的な仕事に向いています。環境の変化や新しい人間関係にストレスを感じやすいタイプは、異動のたびに大きな負担を抱えてしまいます。反対に、慣れ親しんだ業務や同じ同僚との関係性を重視する人は、変わらない日常の中に安心を見出します。これは決して消極的な性格ではなく、自分のペースで成果を出すために必要な安定を求めているのです。
一方で、完璧主義や職人気質のある人も、専門的なスキルを一つの仕事に集中して磨いていくほうが満足度が高いでしょう。たとえば、「もっと深く知りたい」「まだ改善の余地がある」と常に自己探求のモチベーションがある人は、短期的に別の業務に移されることで、せっかく築きかけたノウハウの蓄積が途切れてしまいます。こうしたタイプにとっては、異動はむしろキャリアの妨げになってしまいます。
さらに、人との比較よりも自分との比較を大事にする人も、一つの仕事を続けることに向いています(これももろにワイ)。「昨日の自分よりできたか」「先月より早く処理できたか」など、自分の成長を喜びとする人は、目に見える異動や昇進とは違う形でやりがいを感じられます。ジョブローテーションのように、常に外的な変化に翻弄されるよりも、内的な充実感を大切にするタイプです。
もちろん、時代の変化とともに、どの業種もある程度の柔軟性は必要とされます。しかし、すべての人が頻繁な職務変更に向いているわけではありません。組織としても、「異動すれば人は成長する」という前提だけに頼るのではなく、「同じ仕事を続けて深めることで力を発揮する人材」がいることをもっと評価すべきでしょう。
結局のところ、人にはそれぞれ異なるペースやスタイルがあります。ジョブローテーションで多様な経験を積むことが合う人もいれば、一つの分野に深く根を下ろしていくことで力を発揮する人もいます。どちらが優れているかではなく、自分の性格や働き方に合った道をなるべく見極めることが、長く働き続けるための鍵なのではないでしょうかね・・・。
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