寝ていると、突然夜中に家の固定電話が鳴りました。たぶん間違い電話だろう。酔っ払いからの。コール音がうるさいので布団から出てガチャ切りしてまた寝ました。
そしてまた1ヶ月くらい経過して、今度は早朝に電話が鳴りました。これはさすがに腹が立ちました。コール音がうるさいので布団から出てガチャ切りしました。
発信者は誰だ? 調べてみると「P」。つまり非通知設定での着信でした。それが深夜早朝にかかってくるのは甚だ迷惑です。
調べてみると、案の定電話番号を調査する業者がやっているらしい。この場合、電話に出ても「ピー」という音だけが聞こえるようです。こいつらは「実際に電話番号を使用しているか」をチェックして、勧誘業者にその情報を販売しているとか。このほか、もし電話料金滞納により電話が止まっていないかを信用調査目的で調べることもあるようです。
それにしても迷惑な話です。赤の他人の商売のために私の睡眠が妨げられるいわれなど一切ありません。私は非通知設定の着信を拒否する電話設定にしました。これでもうこんな望んでいないコールは一切鳴らなくなるはずです。
調べてみたところ、迷惑電話に悩まされている人は意外と多く、特に深夜や早朝にかかってくる無言電話や間違い電話はストレスの原因でしかありません。
迷惑電話が夜中や早朝にかかってくるのは、人間がやっているのではなく、機械が自動的にやっているかららしいですね。営業電話や勧誘電話は昼間~夕方くらいにかかってくることが多いですが、番号調査業者やAIプログラムが発信している場合、時間帯に関係なく機械的に番号をダイヤルしています。これにより「この番号が実際に使用されているか」を確認しているのです。実際、私の固定電話の着信履歴も「P」マークはランダムな時間帯でした。
また、詐欺グループが深夜や早朝に電話をかけてくるのは、相手が寝ぼけている状態で冷静な判断ができないタイミングを狙っているからだとか。賢いといえばそうですがこれも迷惑です。これまたガチャ切り一択ですね。
そもそもですが、私は電話に出ません。au大規模通信障害事件などがあったので、一応固定電話を残しているだけです。ひとたび迷惑電話に出てしまうと、相手に「この番号が使用中である」という情報を与えてしまいます。これにより、さらに多くの迷惑電話や勧誘電話を増やすだけ。犯人の術中にはまりましたね。「声が聞こえない」「間違い電話ですか?」と聞かれても返答しないことが重要です。応答すると「この番号は実在する」と認識され、別の勧誘業者に番号が売られます。
もうすぐ、AI音声で住所とかクレジットカードとかの情報を聞き出して犯罪につなげようとする手口も登場するはずです。迷惑電話への対応で最も重要なのは、「出ない」「話さない」「ブロックする」の3つです。特に夜間や早朝にかかってくる非通知の電話は、基本的に勧誘か詐欺と断定していいでしょう。ナンバーディスプレイや非通知拒否設定をうまく活用して、快適な睡眠と安心できる日常を守りましょう。
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