このブログは「友だちいない研究所」と言います。つまり陰キャで友だちいない私が根暗な日々を書き綴るために設置しました。

ずっとそう思っていました。でも実はちょっと違っていました。陰キャという観点から色んな本を読んでいった結果、私は陰キャというよりも内向型の性格だということにようやく気づきました。というか内向型の性格について探求した書籍が出版されるようになったのはここ数年のこと。いままであまり光が当てられていなかったんですね。あそうか、だから陰キャなのか。

ともあれ、そんな私は誰とも会わないのが理想の休日です。
休日といえば、友人や家族と出かけたり、新しい体験を求めて冒険する時間だと考える人も多いでしょう。しかし、内向型の性格を持つ人にとって、休日の理想像はまるで異なっています。それは、誰とも会わず、自分だけの時間を過ごすこと。この静かな時間こそが、彼らにとっての真に休息となるわけです。

そもそも内向型の性格は、エネルギーをどのように補充するかに大きく関係しています。外向型の人が他人との交流や刺激的な環境からエネルギーを得るのに対し、内向型の人は静かな環境や一人の時間で心を充電します。社交的でないわけではありませんが、人と接することでエネルギーを消耗しやすいため、充電のための孤独な時間が必要なのです。これはどうやら生まれつき遺伝で交感神経、副交感神経のうちどちらが優位に作用するかが決まっており、それで外向型なのか内向型なのかが決まっているらしいのです。

内向型の人にとって、休日に誰とも会わない時間を作ることはとても大事です。なにしろ月曜から金曜まで、食べていくために仕方なく仕事をしているわけです。当然、赤の他人と毎日何時間も同じ場所にいる羽目になります。私はこれを不幸と読んでいます。

このように、他人との会話や人混みの中にいることで、内向型の人は知らず知らずのうちに消耗していくわけです。一人の時間はそのストレスを解消する絶好の機会となります。

内向型の人が誰とも会わずに過ごす理想の休日とはどのようなものでしょうか？　たとえば、静かな環境でお気に入りの本を読む、または映画やドラマを観る。こんな時間は最高の急速になります。

それと、これは人によりけりですが、森や海辺を散歩することで、心が落ち着き、リフレッシュできます。自然は内向型の人にとって特別な癒しを与えてくれます。・・・が、自宅からそういうところに行くまでに、車を使わないのであれば電車やバスに頼ることになります。赤の他人と一緒の空間に押し込められる羽目になります。そこまでして自然に触れたいか・・・私はノーですね。

このほか、手芸、絵を描く、楽器を演奏するなど、自分の好きなことに没頭する時間を持つことで、心が満たされます。私はヴァイオリンを弾きますが、弾けもしない曲を少しずつ克服してゆく、そのプロセスは「生きている」という実感を獲得できるす貴重な時間です。仕事中は生きていません。自らの意志でそれをやっているというよりも、仕方なくというのが実情だからです。

たぶん私の性格は相当な内向型だと思います。数値化できないのでなんとも言いようがありませんが。

いずれにせよ、内向型の人にとって、休日に誰とも会わずに自分だけの時間を過ごすことが活力を取り戻す大切な方法です。一人で過ごす時間を大切にすることで、日常生活の中でよりポジティブに、そして充実感を持って過ごすことができるでしょう。もしあなたが内向型の性格で、次の休日をどう過ごそうか迷っているなら、ぜひこのアイデアを参考にしていただけたらと思います。