最近ではホテルでネットに接続しようとすると、LANケーブルではなく、館内のWi-Fiを使ってください、ということが主流になりました。そりゃそうですよね。LANケーブルってことはノートパソコンの利用を前提にしていますが、今ではネットにつなぐというとみんなが真っ先に想像するのはスマホでしょう。それだけスマホが普及し、またノートパソコンを出先に持って行くということもすくなくなったのでしょうね。

しかし。やはりホテルのWi-Fiというのは常に満足できる速度とは限りません。自分が使いたい時間帯には他の人もやはり使いたいと思っており、通信環境が激重になるのが常。ネットの回線なんてそんなもんです。

行くホテル行くホテルどこも館内のWi-FiだらけでLANケーブルを見かけること自体がすくなくなりました。だから2018年ごろに購入した(なんでこれを買ったのかも思い出せない)、ちびファイももう出番がないのかなと思っていました。でもずっとスーツケースに入れっぱなしにしていました。正解でした。たまにLANケーブルが使えるホテルがあるからです。

2024年末に私が宿泊したホテルもそうでした。館内Wi-Fiが利用可能でしたが、まだ部屋にLANケーブルが置かれていて、これを使ってネット接続も可能でした。これはしめたと思い、ちびファイを使いました。
ちびファイの使い方はいたって簡単。LANの先端をちびファイに挿し込みます。そしてちびファイのプラグを起こしてそのままコンセントに挿す。ただそれだけ。あとは本体に小さい文字で書いてあるSSIDとパスワードをスマホなりノートパソコンなりに入力するとネットに繋がります。ただそれだけ。何の工夫も必要ありません。それで20~30Mbpsほどの速度が確保できます。他の人と共有しているネットワークではないので安定しまくっています。

これを使うのは3年ぶりくらいでしょうか。改めて私が特に感心したのは、ちびファイのコンパクトさです。スーツケースやバックパックの隙間に簡単に収まるサイズなので、荷物を増やしたくない出張や旅行でも全く負担になりません。ちょっと古いホテルだと通信環境が微妙だったりLANケーブルがあったりしますが、これが逆に良好なネット回線を確保できるチャンスに早変わりしてしまうわけです。

さらに、ちびファイのもう一つの魅力はセキュリティ面です。ホテルの館内Wi-Fiは便利ではありますが、どうしてもセキュリティが心配になることがあります。容易く推測できてしまうようなパスワードだった、というのはわりと高めのホテルでも起こりがちなことです。特に出張で業務上重要なデータを扱う場合や、個人情報を入力する際には、公開されているWi-Fiネットワークは避けたいものです。その点、ちびファイなら自分専用のプライベートWi-Fiを簡単に構築できるので安心感が違います。

こうした理由から、私は今後も旅のお供としてちびファイを使い続けるつもりです。この調子なら2030年くらいまでは壊れず使えるんじゃないかと、ひそかに期待しています。