2024~2025年のマラソン大会のシーズンが始まり、私はとある大会にエントリーしました。
といっても自宅からすぐに行ける距離などではない場所での開催のため、ホテルの予約も当然ながら必須となります。

調べてみたところ、一泊あたり7,000円くらいで宿泊できることがわかりました。まあビジネスホテルならこんなもんでしょう。でもまだエントリーしてないしな。ていうかまだエントリー期間にすらなってないしな。今から予約しても仕方ないな。

そう思って放置していました。

そしてエントリー期間が始まって数日後、私はやっとこさエントリーしました。本当に走る気があるのかないのかわかりませんが、とにかくようやくエントリーしました。
そのあとようやくホテルを予約・・・、しようと思ったら異変が起こりました。

ホテル料金が一気に高くなっているのです。同じ日の宿泊なのに一泊15,000円くらいになっています。いったいなんでこんなに料金が変わってしまったのか。思い当たる要因はこれしか考えられません。つまり大会エントリーが始まって予約が殺到するだろうと、支配人が価格を釣り上げた、または周りのホテルの価格上昇に連動してそこのホテルの価格も上昇した。

というわけで私は学びました。ホテル予約はさっさとやれ。

ナポレオンは言っています。「お前がいつか出会う災いは、お前がおろそかにしたある時間の報いだ」。私はこの言葉を常に思い出すようにしていました。
でも思わぬところでこの言葉を噛みしめることになりました。もっと早く予約していれば8,000円くらい節約できたはずなのに・・・。

思うに、私のホテル予約とか大会エントリーといった物事を先送りにすることは、一つの遅れにとどまらず、えてして連鎖的に他の計画や目標にも影響を及ぼすものです。そして困難に直面したとき、人は過去に戻って「もっと早く始めていればよかった」と後悔するものです。

ナポレオンの言葉は、単なる叱咤ではなく、時間の使い方に対する警鐘とも取れます。「今」という時間を有効活用し、自分が将来直面する状況をしかと把握することが大事です。何事も遅れずに取り組むことで、未来の自分を助け、後悔するリスクを減らすことができるはずです。

「お前がいつか出会う災いは、お前がおろそかにしたある時間の報いだ」。これは、「時間を大切にしなければ、そのツケを未来の自分が払うことになる」という教訓を伝えています。「何かに取り組むのが遅いと、後悔することになる」という視点で考えると、今この瞬間から行動することが、未来の災いを回避する唯一の方法だと気付かされるでしょう。

というわけで大会に向けてまたインターバル走のほか体幹トレーニング、筋トレといった練習を積み重ねてゆくことになりそうです。ただ走っているだけでは走力向上が期待できないということを(当たり前の話なのだが)おかやまマラソン2024直前に知りました。何を今さらですがこれもまた「お前がいつか出会う災いは、お前がおろそかにしたある時間の報いだ」。ワイなんて所詮こんなもんでしょう。