このブログは「友だちいない研究所」といいます。つまり管理人である私には友だちがいません。陰キャです。友だちが欲しいか? というと別に欲しくありません。いなくて良かったと思っています。人に時間を割かれないで済むからです。限りある「時間」という希少資源を、自分のために使える。なんという幸せ!
必然的に休日は誰とも喋らないことが普通であり、むしろ人と会わねばならない、という状況になってしまうと気分が重くなってしまいます。そのような休日を過ごしていると、そもそも他人の話し声が聞こえてきたり、人の動作が目に入るだけでそれをノイズと理解するようになってきます。
するとどうなるか。食事をするために(本当は食料を休日前に買い込んでおくのがベストなのだが)飲食店に入ったとして、子供の甲高い声が聞こえてくると途端に嫌な気分になり、「うーむ、なぜお金を払ってこうまで自己肯定感が下がるようなことをしているのだろう。やかましい糞ファミリーめ」という思いに囚われます。しかし私は東京都民といっても東京のかなり田舎のほうなのでお店の選択肢は限られます。どうしろと。
子供がいないお店で食事をするには
子供がいないお店で食事をするには? そりゃ高級レストラン一択ですよ。銀座に行ってごらんなさい。そういうお店はたくさんあります。なにしろ東京はパリよりもミシュラン掲載店が多いのですから・・・って答えになってませんね。
ある時私は気づきました。駐車場のないお店に入れば子供がいない確率が高いと。
家族連れで食事をするということは、車で移動している可能性が高く、であれば駐車場のある車にしかアクセスできません。
これは我ながらいい気づきでした。家の近くにある牛丼屋にしても、駐車場のあるすき家は糞ファミリーにかなりの確率で遭遇します。
一方、数百メートル離れたところにある松屋は駐車場がありません。したがって子供+親という組み合わせはほとんど見かけません。よって、食事中に子供のキーキーする声(これぞノイズ)を耳に入れることなく、黙って壁に向かって一人で食事をすることができます。心が乱されることなく、食事に集中し、さっさと食べてさっさと帰宅する。これぞ友だちがいない男の食事。
正直言って、このような記事に共感する人よりもしない人のほうが圧倒的多数だろうなということは書くまでもなく分かります。しかしながら万人受けすることを書きたいわけではなく、またこの記事が好こうが嫌おうがそれは読者が決めることであって私が感知するところではないので公開します。もしかしたら一人くらいは糞ファミリーにイライラさせられる頻度が減った、と、役に立つ人が現れるかもしれません。そうなればしめたものです。
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