記事タイトルの通りです。普通、国際線に搭乗するためには2時間前に空港に着いていることが望ましいとされています。したがって2時間前に到着すればいいだろう・・・、と思っていると2時間前に到着できず、飛行機に乗れないということが起こりえます。

私の自宅から成田空港まで普通なら2時間かかります。だからたとえば昼2時の飛行機なら正午着でOKであってそうすれば朝10時に出発すれば間に合うはずです。理論上は。ところが実際には4時間ほどかかった、ということがあったので私の経験を書き記しておきます。


1.タクシーは来ない
私が当初想定していた計画ではタクシーで武蔵野線最寄り駅まで移動し、東松戸からスカイアクセス線に乗り換えて成田空港に到着するというもの。これならタクシーの移動時間を含めて2時間で到着するはずでした。今にして思えば、タクシーは前日に予約しておくべきでした。

ところがそのひと手間を惜しんだために次のようなことが起こりました。

「タクシーの配車をお願いしたいんですけど」
「車がありません。いつになるかわかりません」
「じゃあいいです」

だめだ。別のタクシー会社に電話します。
「タクシーの配車をお願いしたいんですけど」
「車がありません。いつになるかわかりません」
「じゃあいいです」
同じやり取りです。

また別のタクシー会社に電話します。
「タクシーの配車をお願いしたいんですけど」
「車がありません。いつになるかわかりません」
「じゃあいいです」

3社とも車がないという回答でした。タクシーってそんなにつかまらない乗り物なのか。まずこの時点で嫌気がさしました。


2.ゲリラ豪雨で電車が止まる
仕方ないので武蔵野線ではない別の最寄り駅(西武線)まで歩いて向かい、西武新宿線で高田馬場駅まで到着します。ところがその時点で品川方面でゲリラ豪雨が発生しており山手線が停止していました。
そうなると日暮里駅のスカイライナー線に乗り継ぎが不可能になります。

復旧はいつなのかはっきりしないため東西線で大手町へ。東京駅八重洲口から高速バスを捕まえるつもりでした。(後知恵ですが、これも判断ミスでした。東西線で東葉勝田台から乗り換えて成田空港へ向かうという手もありました。)

3.高速バスは無い
私が八重洲口に到着したその1分前(19:30)に高速バスが出発してしまいました。仕方ないので東京駅からの成田エクスプレスの切符を確保。20:03発です。
ところが先ほどのゲリラ豪雨のため出発は30分近く遅れました。なんとも迷惑な・・・。

これにより、成田空港到着は21:40となりました。当初計画であれば19:30ごろにはたどり着いていたはずです。

私は、翌朝早くのフライトだったのでこの日はホテルに着けば最低限OKでした。が、本来なら2時間で到着すべきところ、ドアドアで4時間かかるというのはきわめて不愉快な体験です。

今回は悪条件が重なりまくったということがこのような遅延の原因ですが、当日家を出て当日成田空港のフライトだということであれば絶対に飛行機に乗れていませんでした。
こういうこともある、という事例紹介のため私の経験を書き記しておきました。