普通の自転車、いわゆるママチャリがめちゃくちゃ高くなっていました。なんと量販店の一番安いやつで18,000円。しかも消費税とか、防犯登録手数料とかを含めると2万円を越えてしまいます。もはやママが気軽に買えるような代物ではなくなってしまいました。私が社会人になったころは9,800円くらい、いやもっと安い価格で購入できていました。当時も2024年もダイソーではコップが100円、CD-Rが100円、シャチハタが100円、何でも100円。なぜか自転車だけ値上がりを繰り返しています。
私は2年前にママチャリが高くなった2022。20年前とまるで価格が違う!という記事を書きました。そこでは、
あるとき自転車のチェーンが外れたので、修理に出そうと思ったものの「この自転車はもう7年も乗ってるし、買い替え時だろう」とホームセンターでママチャリの値段を見ていると・・・。一番安いモデルで14,600円!! 最近のママチャリってこんなに高いのか!?私が一人暮らしを始めた頃、ママチャリは1万円前後で売られているものでした。それが20年後には1.5倍になっているなんて・・・。考えても見てください。20年前、缶コーヒーは110円。今は130円です。納豆は昔も今も3パックで実売70円程度。トイレットペーパーも12ロールで298円から価格はほとんど動いていません。CDは1枚3,000円。身近な製品で、ここまで価格が高騰しているのってあまり見ません。というわけで私は買い替えを断念しておとなしくチェーン交換だけ2,800円で済ませました。こうなったら2030年には一体いくらになっているのか・・・。
と書いていました。「納豆は昔も今も3パックで実売70円程度。トイレットペーパーも12ロールで298円から価格はほとんど動いていません。CDは1枚3,000円」というのは2024年も同じです。ということは自転車だけ値上がりが激しいということになります。
理由は色々あるようなのですが、そもそも自転車の主要な材料である金属(特にアルミニウムや鋼鉄)の価格が世界的に上昇しています。原材料の価格が上がると、製造コストも増加し、その結果、最終的な製品価格にも反映されます。また、円安の影響で輸入商品は大体値上がりしています。私が去年買っていた1本1,200円くらいの成城石井のワインが1,600円になっていて、ぎょっとしました。岸田コインってこんなに信用がなくて弱いのかと思い知らされました。
私は今回量販店に立ち寄ったのは自転車の買い替えではなく、電灯の交換(4,000円)+老朽化したタイヤ交換(7,000円)+全体的な点検(1,000円)でした。これで総額12,000円。なんだか買い替えたのとあまり変わらない気がします。一応「みなさんはどれくらいの年数で自転車を買い替えてますか」とメンテナンス担当の人に質問してみたところ「5年くらい」とのこと。私は今の自転車を2014年に購入したので「かなり乗ってるほうですね」。次に部品交換が必要になったころが、どうやら買い替えのタイミングらしく、となると今の自転車はもって2~3年といったところでしょうか。2027年にママチャリがいくらになっているのか知りませんが、大事に乗りたいものです。
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