エアコンを使っていると、機械の前面からポタポタと水が垂れてくることがありました。
初めて一人暮らしをした時に住んだ物件では、エアコンのドレン(ホース)の角度が逆勾配だったことが判明し、水が逆流を起こしていることがわかったのでエアコンの位置を高くすることで解決しました。
今住んでいる物件でもやはりたまにエアコンの水漏れが発生します。この記事を書いている本日朝にも水漏れが起きました。この日は有給だったのですが、おかげですぐに対応できました。運がいいのか悪いのか・・・。
修理の人を呼んで2時間後に水漏れは収まりました。しかし19,800円もかかりました。ずいぶん高いですが、夏にエアコンが使えないよりはマシです。
しかし修理の人が帰ってから考えました。エアコンというのは大家さんの持ち物であって、私の持ち物ではありません。大家さんの持ち物が正常に稼働するために私がお金を負担するのはおかしいのではないか。そう思って契約書を読んでみるとこんなことが書いてありました。
(契約期間中の修繕)第9条 貸主は、貸主が本物件を使用するために必要な修繕を行わなければなりません。この場合修繕に要する費用については、借主の責めに帰すべき事由により必要となったものは借主が負担し、その他のものは貸主が負担するものとします。(中略)第1項の定めにかかわらず、借主は、別表第4に掲げる修繕については、自らの責任において行うこととし、この修繕に要する費用は借主が負担するものとします。また、借主が、この修繕を行う場合には、貸主への通知および貸主の承諾を要しません。別表第4ヒューズの取替え蛇口のパッキン、コマの取替え風呂場のゴム栓、鎖の取替え電球、蛍光灯の取替えその他費用が軽微な修繕
エアコンの水漏れはどうなのでしょう。これを見るとどっちが負担しても問題ないように思えます。というわけで不動産会社に電話し、契約書を読み上げたうえで、どちらの負担なのかと質問してみました。
その結果、エアコンの水漏れ対応にかかる出費は、私=借主が負担するものだという回答を得ました。つまり、日常生活を送っていて埃が詰まったのであって、その埃の発生源は、まさに私がそこで生活していることに由来します。その説明を聞いていると、犯人は私なのですから私が負担するのは道理だと私も思いました。
また、「私が住んでいる部屋のエアコンは2006年製であり、エアコンはだいたい10年くらいで買い替えるものだそうですが、そろそろ買い替えの時期ではないか」とも投げかけてみたところ、「故障しない限り買い替えということは通常行われない」とのことでした。まあ大家さんにしてみればコスト増でしかありませんから、その通りですね。
ちなみにエアコン水漏れの原因のほとんどはドレン(ホース)の詰まり(泥や虫の死骸、埃など)であり、19,800円払わなくてもこういう1,500円前後の商品があれば素人の作業でも十分対応可能だと後で知りました。私は今後も同じことがあるだろうなと予想し、早速1本発注しました。
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