NHKホールまでのアクセスを考えると、渋谷駅で降りるか、原宿駅で降りるかの2択になります。
わずかながら原宿駅で降りたほうが近いです。なおかつ渋谷駅からだと猛烈な人混みの中をしばらく歩くことになり、ますます渋谷駅からのアクセスは時間がかかります。夏とか雨の日だとなおさらつらい。
というわけで、原宿駅から明治神宮の前を通り過ぎ、代々木公園を横に見ながらNHKホールまで歩くのが一番ラクなルートになります。理論上は徒歩10分。
でも10分では済まないことも多々あるので、やはり時間には余裕を持っておいたほうがよいです。
原宿駅からNHKホールまで徒歩10分以上かかるケースもある
地図を見ていると代々木公園の横を通るだけの何の変哲もない道にしか見えません。
でもよく見ると、近くに国立代々木競技場第一体育館という施設がありますね。これが曲者なのです。
この代々木第一体育館というのは、ロックバンドとかアイドルとかのコンサート会場としても使われています。そうなると1万人くらいのお客さんがここに集結することになります。ところが原宿駅から代々木第一体育館までの道路は細く、しかも歩道橋を登り降りしないとたどり着けない道路設計になっています。
するとどうなるか。もうものすごい渋滞が発生するわけです。まったく前に進みません。本当に尋常なないくらい進みません。徒歩10分だからNHKホールのイベントの直前に原宿駅に到着できればいいや、と思っていたら眼の前が真っ暗になるレベルの混雑具合です。
代々木第一体育館のイベントの開演前は、まだマシです。開演17時、開場15時だと2時間かけて三々五々人が集まってくるので人流が分散されるからです。終演後は、ドバッと1万人の人が原宿駅に向けて流れ出すのでここはインドかと思うくらい混雑します。私はHKT48のコンサートで代々木第一体育館に足を運びました。終演後、会場を出て原宿駅に着くまで30分くらいかかった記憶があります。
その人混みをかき分けてフットサル競技場を左折するともうNHKホールは目の鼻の先。
でもまだ最終関門があったりなかったりします。NHKホールの前のいわゆるイベント広場では「〇〇グルメフェア」などの催し物を行っていることがたまにあります。これまた人混みが発生して、自分が進みたい速度で前に進めないということもあるからです。
もし原宿駅にたどり着いて、代々木第一体育館の前がものすごい混雑している、こりゃ前に進めないわ、と分かったときは、下のルートのように代々木第一体育館の南側を進むという手段もあります。こちら側は何度歩いても「ほんとに都心か?」と思うくらいガラガラの道路です。夜は不安になるくらいのガラガラぶりです。
いずれにしても、「地図で見てるぶんにはラクに行けそうだけど、いざ現場に到着してみたら思ってたのとずいぶん違った」なんていうのはザラにある話です。当たり前の話ながら時間には余裕を持って行動しないとイベントに遅刻するリスクが高まりますから、十分な注意を払いたいものですね。
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