孤独を感じやすい人もいれば、感じにくい人もいます。私の場合は「今日は誰とも喋らなかった(嬉)」などとツイートしてしまうくらい人が嫌いです。つまり孤独を感じない、というか人間関係は減ると嬉しいものだという認識です。

さて別冊PRESIDENTムック「アウトプットインプット総大全」という本において、男女1300人の孤独度調査というものが行われていました。この結果、年齢や職業、年収などによって人が孤独を感じる度合いは異なることが分かりました。

どういう時に孤独を感じるのか? これも男女によって違いがありました。

男性トップ5は、
1位 誰もいない家に着いたとき
2位 ご飯を一人で食べるとき
3位 病気になったとき
4位 悩みを相談する人がいないとき
5位 家族や友人が亡くなったとき

女性トップ5は、
1位 悩みを相談する人がいないとき
2位 誰もいない家に着いたとき
3位 休日を一人で過ごしたとき
同率3位 ご飯を一人で食べるとき
5位 携帯に電話やメッセージがないとき

「病気になったとき」と「家族や友人が亡くなったとき」はともかくとして、それ以外のシチュエーションは私なら「ノイズがなくてラッキー」と感じてしまいますが・・・。とくに「休日を一人で過ごしたとき」が孤独というのは謎すぎます。思いっきりヴァイオリンの練習をしてランニングに行けるじゃありませんか。「休日を一人で過ごしたとき」に孤独だなんて、努力したいことがとくにない人だなと想像できます。

実は過剰に人とつながることは、逆に孤独感を大きくすることにもつながる、と「学びを結果に変えるアウトプット大全 」の著者樺沢紫苑氏は指摘しています。たとえばSNSでは利用時間が0時間なら「孤独を感じる」人の割合は64%であるのに対し、1~2時間と答えた人は87%もいました。ということはSNSを長く使えば使うほど孤独を感じやすくなるようです。さらにはSNSの利用時間が長いと、なぜか幸福度まで下がってしまうとか。不思議なものです。

ではリアルな人間関係はどうでしょうか。じつは「腹を割って話せる友だちの数」を調査したところ、0人と答えた人で「孤独を感じる」と回答したのは66%。他方で6~10人と答えた人はなんと87%。おかしいな、友だちが多いほうが孤独だなんて・・・、普通逆だろ?

違いました。やはり樺沢紫苑氏は指摘します。
「友達の数が多くなるほど、一人ひとりとの関係は必然的に薄くなります。いくら『腹を割って話せる友達がいる』といっても、その相手が6人以上だと、それぞれと話せる内容は限られるはず。また、友達が多いというのは、寂しいことの裏返しとも言えますし、実は本当に親しい友達は1~2人にしかならないという社会学の研究結果が出ています」
どうやら、友だちが多いからといって孤独感を感じないわけではなく、また友だちの多さが孤独感を解消するための正解だとも限らないようです。実際のところは信頼できる相手を見つけ、感謝の言葉が相手から伝わってくることが大事なようです。