東京から山梨、長野方面へ移動するとなると、何かと特急あずさのお世話になりがちです。全席指定になったりWi-Fiが整備されたりとちょっとずつ変わりつつあるようです。
さて、Wi-Fiといってもインターネットの回線はベストエフォート型サービスというのが普通の姿。高速道路と同じで、誰も走っていなければ100kmとか120kmとかのスピードですいすい移動できます。
反面、中央道の調布IC~高井戸ICあたりのようにいつも渋滞していて「さっきからちっとも進まないじゃないか!」なんていうことも。
これと同様に、Wi-Fiも使う人が多ければ多いほど速度は低下します。当然ながら利用にあたっての満足度も低下します、というかストレスの源になります。
特急あずさのWi-Fi速度はいかほどのものでしょうか?
特急あずさのWi-Fi速度を測ってみた。2024年4月時点
以下の情報は、私が自分で測ってみた結果を掲載しています。2024年4月6日(土)正午ごろ前、もうすぐ上諏訪駅に到着するという時点で計測しました。乗車率は、私の乗っていた車両は1割程度。つまりガラガラです。その結果は・・・。
下りが4.57Mbps。ノジマ電器のHPによると、
世の中のWebサイトの大きさが1ページあたり平均して2~3MBほどと言われています。
難しいのですが、8Mbpsあると丁度1秒間に1MBの通信が可能という事です。
下記で詳しく説明していますが、回線速度が10~30MB程度あるとネット検索をした際にWebページは1~2秒で快適に利用できますよ!
と書かれています。ということは、あずさのWi-Fi速度ではインターネットを快適に利用できない、ということになりそうです。せいぜい、メールチェックとか、あずさを降りる駅での天気やホテルまでの道程を確認するといったことができればいいや、という程度だろうと割り切るしかないでしょう。
遅い? しゃーない。なにせ無料で使わせてもらってる電波ですからあるだけラッキーと思うべきです。そもそも、この手の回線は不特定多数が利用するものです。これはホテルとかのWi-Fiでも言えることですが、高級ホテルであっても推測が簡単なパスワードだったりと、セキュリティ面が万全とはいえないのが実情です。あなたの銀行口座情報を閲覧してやろうとか、スマホを遠隔操作してジャックしてやろうとかいう悪い人に出くわす可能性はものすごく低いです。でも、その「万が一」が的中してしまったときのことを考えると、せっかくの旅行も一気にパーになります。
ちなみに私は旅行をする際には、中古のレッツノートと50cmのLANケーブルを携えています。軽くて頑丈なのと、中古なら2万円程度で購入できますから財布にも優しい。ホテルが有線LANに対応していれば、Wi-Fiよりもはるかに高いセキュリティレベルでインターネットが利用できます。
外出先で仕事をしたり(したくないが)、ブログを更新したり、映画を見たりといったことをするには、スマホやタブレット端末よりもやはりパソコンのほうが勝ります。レッツノートは大変軽いのでほとんどストレスを感じずに持ち運びが可能なのが嬉しいです。これをキャリーケースに入れて運ぶわけです。レッツノートしか勝たん。
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