マッチングアプリというのは便利なように見えて案外腹が立つもの。これはこのブログで何度も記事化しました。我ながら同じようなことを何度も何度もよう書くわいと思います。それだけネタが尽きないということなんでしょうね。
(注:この記事は男性の立場から作成しています。)

なぜ腹が立つのか? それは、「相手のことを蔑ろにしているのがミエミエ」だからです。というか、意図的に蔑ろにしているという自覚がなくても、結果的にそうなってしまう環境なんです。まず環境が悪い! 悪すぎる!!
構図としてはこうです。男性は「いいね」をポイントいっぱい使わなくては女性と出会えません。100回いいねを送って、マッチング成立は10%にも満たないはず。そこでメッセージのやり取りが始まって、10人とやり取りしていても実際に会えるのはせいぜい2~3人くらいでしょう。そこまで成功率が低ければ、結局男性はバラマキに走らざるを得ません。

女性は大量の「いいね」がスパムメールのごとく届くので、一つ一つのご縁を粗雑に扱いがちになります。そりゃそうですよね。で、だんだん男性に対して審査員のような目つきになっていきます。

そういう構図がもう出来上がっているので、個人の努力でこれを覆すことは不可能。人間は環境に勝てません。

こうなると、「会ってみる約束だったが、面倒になったのでドタキャン」も当たり前のように発生します。ドタキャンするのは大抵女性です。


マッチングアプリで体調不良(嘘)でドタキャンした女に、嘘を嘘と指摘してみた

たとえば「信長の野望」のようなゲームを遊んでいると、「武将〇〇を捕らえました。どうしますか」という状況になり、「首を切る」という選択肢を選ぶと本当に武将を処刑することができます。でもこれはあくまでもゲームですから稲葉一鉄が処刑されようが本多忠勝が処刑されようが構いません。問題は、マッチングアプリを使う女性はこれと大差ないことを当たり前のように男性に対してやってしまいがちということです。

私の場合もまさにこれ。何月何日、何時にここで会いましょうという約束を交わしました。そして当日夕方、お会いする3時間前になって「すいません体調不良になりました」という15文字の軽いメッセージが来ました。またこれか! 当日になって私のことを無言でブロックしてくる女に比べればまだマシですが・・・。

私は問い詰めてみることにしました。
「このアプリを利用していると、現実生活では考えられないほど不自然な頻度で、お会いする直前になって体調不良を訴える女性が多いのですが、あなたもその類ですか?」

返ってきた答えは「じつは持病があるんです」。

まあ嘘でしょうね。私はこの女をブロックして片付けました(信長の野望か!)。

本当に持病があるならプロフィールにそういうことを最初から書いておくはず。むろん、パーソナルなことだから後で打ち明けようと思っていた可能性もあります。でももしそうなら「すいません体調不良になりました」という文章は軽すぎて当事者らしさが全くありません。本当に持病があるなら「私は〇〇を患っていて、今日もこれこれの症状が出て云々。代わりに何曜日と何曜日が空いていますがご都合はいかがでしょうか。本日は本当に申し訳ありません」くらいのことは書くでしょう。「体調不良」など15文字程度で終わらせたということは、それくらいの意志しかなかったことの現れでしょう。

そもそもマッチングアプリしかり、いや広く言えば婚活の仕組みそのものが明らかに女性優位に設計されており、そのことが実際に利用するにあたって様々な歪みを生み出しています。一見アプリというと便利に聞こえるかもしれませんが、便利なサービスが現れたからといってそれが人間の幸福度向上に寄与するわけではないということを、私はマッチングアプリを使ってみて身にしみて分かりました。