日本といっても広いです。北海道から沖縄まで、端から端まで飛行機で飛んでも軽く4時間はかかるのではないでしょうか。その中には当然ながら富裕層が集結する地域とか、その逆の地域があります。そして富裕層が住んでいる地域のゴミと、そうではない地域のゴミは明確に違いがあるのだとか。

お笑い芸人とゴミ収集員の二足の草鞋を履くマシンガンズの滝沢秀一さんの著作『このゴミは収集できません』によると、「そうではない地域」のゴミは酒やタバコのゴミが金持ち地域に比べると圧倒的に多いのだとか。とくに正月明けの回収が、「発泡酒の缶や一升瓶が出される」のだとか。このほか、ストロング何とか系のお酒もそうでしょうか。私自身もワインが好きでしょっちゅう飲んでいますが、ということは私は富裕層が集まる地域に住むことはできない、仮に住めたとしても肩身の狭い思いをする羽目になる、ということでしょう。

さらにはタバコ、とくにペットボトルに吸殻が入っているという事例が目立つらしく、金持ち地域ではペットボトルを灰皿の代わりに使っている人は見かけないとか。・・・生活習慣の違いがくっきりと表れていますね。そして栄養ドリンクの瓶もやはり大量に見つかるのだとか。なぜ・・・。

渡辺麻友さんを今なおいたく応援している私としては、こういう地域ではアイドルの握手券付きCDも大量に廃棄されているという話を聞くとグサッとなります。私も渡辺麻友さんの握手会に行きました。そのために握手券付きCDももちろん買っています。私はCDをさすがに捨てはしませんでしたが・・・。AKB卒業後はダブミーというファンクラブに入り、毎月せっせと課金していました。

握手券付きCDのCDだけが捨てられている、という光景はやはり「そうではない地域」特有の現象だそうです。滝沢秀一さんは「買い占めると聞くと、一見、金持ちが金に物を言わせて大量購入するイメージだが、それらが金持ち地域で捨てられているのを僕は一度も見たことがない」。

この記事を書いていて、やっぱりワイは金持ち地域には絶対に住めないと改めて思いました。

ちなみに金持ち地域では飲み物といってもワイン、それも見たことのないラベルのワインが捨てられがちだとか。見たことない、ということはコンビニで売っている500~1,000円程度のありがちなやつではなくて、一本数千円するようなやつでしょう。

ペットボトルも、そうではない地域はコーラが多いのに、富裕層地域では高そうなミネラルウォーターが多いのだとか。

そして金持ち地域では、健康グッズなど自己投資につながるもののゴミが多いそうです。昔はロデオボーイが出ており、そのあとワンダーコアが出るようになったようです。大昔にはぶら下がり健康器がよく捨てられていたとか。健康にも時代の流れが感じられます。これは酒やタバコ関連のゴミが少ないこととつながっていて、健康志向の名の下に自己投資をする余裕があるようです。酒、タバコ、謎の栄養ドリンクは些細な出費であっても塵積って山となるのごとく、1年間ではかなりの出費となるはず。だからいつまでもいつまでもお金が貯まらないんでしょうね。

私は高そうなミネラルウォーターなんて買いませんし、健康グッズも部屋が狭くなるだけなのでもっと買いません。唯一、ワインは買うかも・・・、でも奮発しても今の自分は1本3,000円が限度でしょうね。

・・・うーん、やっぱり自分は富裕層になれないな・・・。