マッチングアプリを使っていると、男性ユーザーは大体心が折れます。この記事ではマッチングアプリを使って心が折れないための考え方、というかコツについて考えてみます。

なにしろ女性ユーザーからの無視、嘘、ブロック、ドタキャンが日常茶飯事。当たり前のようにそういうことが起こります。そもそも女性とのコミュニケーションはマッチングしなければスタートしません。当然ですよね。でもマッチングしたぞ、ラッキーと思ってメッセージを送ったらへんじがない。ただのしかばねのようだ。そこでこの人との関係は終了。しかばねだからしかたないですね。

次にマッチングした人は、メッセージの往復が2,3ターン続いたらとつぜん反応がなくなります。じつはこの人もしかばねでした。しかたない!

次にマッチングした人は、日本人を装った中国人でした。こんな奴、こっちからブロックしたるわ!

次にマッチングした人は、なんだかとても私に優しく接してくれました。でも話をするうちにおかしいな、という違和感を感じるようになりました。案の定、マルチ商法の勧誘でした。ふざけるな!

次にマッチングした人は、しばらくメッセージのやり取りが続きましたがあるとき「このお相手は退会しました」。なんだ、退会したってことは別の人と付き合い始めたということか。いえ違います。あなたをブロックしただけです。ブロックされた側は、「退会しました」と表示されるようになっているんです。これはそういう仕様なんです。

次にマッチングした人とは順調にメッセージのやり取りが続き、土曜に一緒にご飯を食べようという約束までこぎつけました! やったじゃんワイ! ワクワク!
が、土曜の朝、アプリを立ち上げると「このお相手は退会しました」。要するにドタキャンです。あなたに会うのが何らかの理由で嫌になり、あなたをブロックしたわけです。腹が立ちますね。どうやら女性心理というのは、「男性と会う」ということを非常に苦痛というか憂鬱に感じるらしいのです。いやしくも社会人なら自分の発言に対して責任を保つべきであり、「億劫になった」などの理由で相手をブロックして逃亡するなど大変失礼な話です。が、女性はそういうものなんです。私はこういうことを複数回経験して悟りました。

次にマッチングした人とは、だんだん仲良くなっていきました。最初は軽くお茶するだけだったのに、何度か食事に行くようになり、連絡先も交換してアプリじゃなくてLINEなどでコミュニケーションするようになり、そしてある時プラネタリウムに行こうという話になりました。
そしてその約束の日の少し前に「急に仕事が入って云々」。何らかの理由であなたに会う意欲がなくなり、それ以来音信不通(その半年後に「あの時は失礼なことをした、それが気になってまたご挨拶しています」などと連絡してきましたが、私は無視しました。別の男に振られたので私を「繰上げ合格」させたのがミエミエです)。

このような不毛なやり取りが続くのがマッチングアプリです。なにしろ男性ユーザーは、「女性と見れば手当たり次第に『いいね』する」以外、攻略法がほとんど存在しません。よって、どんな経験をしようとも「この人はそういう人だったんだ、縁がなかったんだ」としてさっさと次に行くのが吉でしょう。「幸運の女神は前髪しかない」という格言があります。幸運の女神には前髪しかないので、向かってくるときに掴まなければならない。 通り過ぎてから慌てて捕まえようとしても、後ろ髪がないので掴むことが出来ないという教訓ですが、マッチングアプリを使っているとこれは真理だと思うようになりました。

ちなみに女性は女性で、大量の「いいね」が送りつけられるので舞い上がってしまいます。こういう環境ががっちり構築されてしまっているので、マッチングアプリというのは普通の男性にとっては「女性不信加速マシーン」、女性にとっては「勘違い加速マシーン」です。

私自身の場合、2021年11月~2024年1月までの間にマッチングアプリで15人の女性と会うことができました。会えなかった女性はその何倍もいます。上述の「次にマッチングした人は」は、すべて私の実体験です。本当にマッチングアプリって不毛だな・・・。ただこういう人ばかりではなく、「うん、いいな」という方もいらっしゃいました。が、お互いの理解ゼロからのスタートなので、何度か会っていても(いや、何度か会ったにも関わらず)「なんかよくわからん。いまいち好きという感情が湧かない」という気持ちに私または向こうが陥ってしまうのでした。で、なんとなくフェードアウト。こういうことは何度もありました。

終わりは突然訪れました。2024年1月初頭にマッチングした人とやけにスムーズに物事が進み、ほんの3週間でお付き合いする運びとなりました(このブログタイトルとの矛盾が甚だしい)。この方とはこれからどうなるか分かりませんが、私なりの経験を振り返ると、マッチングアプリで心が折れないためのコツは、何があっても土俵から絶対に降りないこと、とにかく次、次、次と続けること、こりゃそういうものなんだ、というスタンスで臨むことです。そうすればいつか「当たり」が出ます。少なくとも止めてしまったらそこで終わりです。私は男ですが身長は156cm。かつ昭和生まれで若くはありません。競争力なんかありません。が、なんとかなりました。

・・・それと、やっぱり女性と会うというのはそれなりにお金がかかります。女性と会うというのはそういうものなんです。ただ、素敵な女性と出会うと「ワイが金払えばいいのね。うん、こりゃそういうもんだよね」と自分が支払うことについてどうとも思わなくなります。こりゃ宗教みたいなものでしょうか・・・。


追記:「3週間でお付き合いする運びとなりました」→ その後しばらくして、後悔することに