このブログは「友だちいない研究所」と言います。つまり私には友だちがいません。ゼロです。零です。とにかく一人もいません。
その私がなぜか使っているマッチングアプリ。やればやるほど女性不信が加速すると評判が悪いですね。でも私もそう思います。何しろ無視、嘘、ブロックなど失礼のオンパレードと言っても過言ではありません。女性は無課金で利用できるのに男性は課金しないとほとんど何もできません。男女平等が入口でまず否定されています。
で、男性は100ほど「いいね」を送ってようやく一人に会えるかどうかといった程度ではないでしょうか。とにかくバラマキ。自民党ではないですがとにかくバラマキ。女性にしてみれば黙っていても「いいね」がもらえる環境なのでモテ期に入ったと勘違いして、男性に対する要求水準がどんどん高くなっていきます。そういう悪循環が発生しがちなので、恋愛や結婚を促進するために開発されたサービスが本来の理想とは逆方向へ社会を導いてしまっているようにしか見えません。
それでもあなたは心が折れそうになりながらもなんとか一人の女性と食事に行くことになりました。でも一体何を話せばいいのか? メッセージのやり取りは順調? でも返信は時間をかけてじっくり書くことが可能ですが、対面での会話となるとリアルタイムで即座に返事をしなければなりません。何を言ったらいいのでしょう?
失言しないことの大切さ
私としては、個人的経験から言って「何を言うか」も大事ですが「余計なことを言わない」のも同じくらいの重要性があると考えます。職場や学校での出来事を思い出していただくと分かりやすいのですが、人間関係が壊れるとき、大抵は失言がきっかけになっています。失言は相手の感情を傷つけます。言葉には力があり、不適切な言葉や攻撃的な発言は相手を傷つけ、人間関係を損ないます。初対面でこれはきつい。「次はないな」と思われること間違いなし。
政治や宗教、お金の話など生々しい話題は避けるべきでしょうし、差別に繋がりかねないようなことも避け、相手の語りたい話題に寄り添って楽しく小一時間程度お茶ができればそれで良しとすべきでしょう。相手が応じてくれるなら連絡先を交換して、また会う約束をすればよいでしょう。相手も「また会いたい」と思ってくれれば、そこから関係が続きます。何も相手の感情を害するようなことを言っていないのに「しばらく忙しいのでまたこちらから連絡します」と言われたら、つまりその程度のご縁だったということでしょう。
スポーツや将棋を見ていて気付くのは、強い人はミスが少ない人であって、なにかの得意技がある人ではないということです。ミスが多い人は大抵どこかで自滅します。うまくいくことがあっても、すぐに負けます。つまり強い人はプレーが安定していて、いつもブレずミスをしないから強いわけです。小さなミスがあっても、それを糧としてミスしないための技術を学び、大きなミスを回避できているのでしょう。
これはマッチングアプリで出会った人との会話でも共通点があるのではないでしょうか。どんなに人に自慢できることがあったり、スペックが高くても、失言というミスが多い人は結局関係が続かないでしょう。あくまでも個人的経験に基づく教訓ながら、「余計なことを言うな」はいい線行っているのではないかと思います。
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