世の中にはヴァイオリン上達の秘訣が書かれた本がたくさんあります。指導者の立場から書かれたもの、プロのオーケストラ団員が書いたもの、ソリストが書いたもの、プロではないもののゼロから始めてどれだけ苦心しつつ上達したかを書き記したもの、とにかく様々な視点から色んなことが書かれています。これを読むだけで、先人たちはどこで躓いたのか、それをどうやって克服したのか(できなかったのか)を理解できますから、自分の悩み・苦しみを軽減することができます。いやぁ、本って素晴らしいものですね。
しかしどの本を読んでも、人間の生理機能についてまったく触れていません。あまりに下品なのでお上品なクラシックの世界にはふさわしくないと判断したのでしょうか。それとも書いたものの編集者の権限によって一方的に削除されてしまったのでしょうか。詳細は謎ですが、
ヴァイオリンのレッスン時に限って突然屁が出そうになる
という現象について誰も解決策を提案してくれていません。困りました。
ヴァイオリンレッスンの時に限って屁が出そうになる問題
本屋に行くと突然うんこがしたくなるという話を聞いたことがあるはずです。これは心理的なことが原因になっているものと思われます。でもこれは大丈夫です。大型書店ならトイレが併設されているはずですから。
問題はヴァイオリンレッスンにおけるおならです。
ヴァイオリンレッスンは、防音室で行われるか、先生の自宅で行われるかのどちらかでしょう。
スポーツの指導のように屋外ということはありえません。屋外でおならをすれば、すぐに空気中にまぎれて臭いは雲散霧消します。でも室内ならそうは行きません。防音室のなかで
ブリッ
なんておならをしようものなら、音は丸聞こえのうえに臭いがこもります。先生のレッスンノートには「12月25日 田中さん 鼻も曲がる悪臭」などと記録され、読み返すたびに「田中さんのおならはものすごく臭かった」と回想されてしまうこと間違いなし。人生の汚点です。
私はおならの回数が多いのか少ないのか、他人と比較したことがなく、友だちもいないので他の人がどうなっているのかわかりませんが、数えてみたところ3日で100回くらいおならをしていました。
仕事中なら、席を外して屋外でブリッとすれば済みます。でもヴァイオリンのレッスン中になんとなくフラッといなくなる、などという芸当ができるはずもなく、ひたすらおならを我慢するしかありません。
私はヴァイオリンレッスンの前におならをしてから先生のところへ行くようにしています。
それでもなぜかレッスン中におならをしたくなります。体感的に2~3回のうち1回はおならを堪えながらのレッスンになります。そうなると先生が「ここはスラーをどうのこうの」とありがたい話をしてくれても頭の中の大半はおならで占められ、いまいち頭に残りません。
わざとおならをして笑いを取るという手段も考えました。「ちびまる子ちゃん」でたしかそういう話があった気がします。でもそれは「はまじって元々そういうキャラだから」ということで笑いにつながるもの。おなじことをまる子がやってみたら思いっきり外して黒歴史を作ってしまうというオチだったはず。私も同じ末路をたどること間違いなし。
こうしたおなら問題は、人間が人間である以上だれもが悩むはずです。にもかかわらず、ヴァイオリンの書籍をいくら読んでもまったく触れられていません。Googleで検索してもろくな情報が見つかりません。いっそ私がレッスン中のおなら対策専門家になるか。このジャンルガラ空きだしな・・・。
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