どういうわけか劇場公演以外はかなり久しぶりな記憶があるAKBのコンサート。前回AKBの大箱イベントに行ったのは2021年夏だったような気がします。ということは2年以上空白期間があったようです。横浜でもいくつかコンサートを行っているのは知っていましたが自宅からものすごく遠い(むかしはみなとみらいの近くに住んでいたのですが)ため嫌気していました。

というわけで2023年10月22日(日)、日本武道館へ。日本武道館に行くのも何年ぶりでしょうか。最後にここに来たのはいつだったのか・・・、ちょっと思い出せません。

結果的に、「今のAKBってこんなに変わってるんだ」という驚きを胸に帰宅することになりました。


AKBが随分変わったことに驚く2023年

まず、今回のコンサートのセットリストは2018年以降に発表された曲に焦点を当てて選ばれていました。私の心は今もなお渡辺麻友さんの卒業コンサートとともにあり、彼女の卒業をもって私のAKB時計はほとんど停止していました。これにコロナが追い打ちをかけましたがその間も時間はずっと止まることなく進み続けていることを思い知りました。追いつかなくては・・・。

私がはっきりと「知っている」と言えるのはつまり2017年まで。2018年以降はCD発売のたびに購入しているとはいってもかつてのような熱量をもって追いかけていなかったので、正直言って知らない曲だらけ。それでも綺麗な曲が多く、もっと聴いてみたいと思う作品が多かったです。

そして驚かされたのは女性ファンが増えていること。以前の記事「感想:「AKB48 大衣装展~オサレカンパニーの世界」、信じられない光景を見た!」で、このイベントにやけに女性ファンが多く来ていることに驚いていたものの、衣装の展覧会だから男性ファンはあまり興味を持たないだろう、だから不思議なことじゃないなとは思っていました。が、数年前は考えられないほど、多くの女性ファンが日本武道館に来ており驚かされます。K-POPの流行とともにアイドルに興味を持ち、東京を拠点にして比較的簡単に「現場」に行けるAKBにも流れてきたのでしょうか。彼女たちのファッションが韓国風だったのでなんとなくそんな気がしました(増えたといっても男女比はまだまだ9:1か8:2くらいです)。

そして残念なことに、お客さんに元気がない。
コロナの3年間、コンサートでは掛け声禁止で拍手のみ、着席観覧という規制が続いていました。これにすっかり慣れてしまったのでしょうか。とくに着席が求められているわけではないものの、私の座っていたブロックではほぼ100%の人がずっと着席。かつてはよく聞かれたMIXを打つ人もまばらで、ライブならではの一体感がありません。味の素スタジアムとか東京ドームでどよめきのように響いた「あ~、よっしゃいくぞー!!」を知っている私にしてみれば寂しい限り。

なにより驚いたのは、(あまりに着席観覧が多いからか?)アンコールでメンバーが「ぜひ立ち上がって」と呼びかけたにもかかわらず、それで本当に立ち上がったのは私のいた列では私ともう一人だけ。おいおいお前ら「立ち上がって」という声が聞こえただろう? ステージに立つアーティストの求めに応えないって一体何なんだ? どうせ周りの人が立たないから自分も立たないっていう人任せスタンスなんだろ? まるで主体性がないな。「ファースト・ラビット」の歌詞を知っているだろう? 新規だから知らない、これはまだわかる。知っていてAKBのAKBたるゆえんを理解していて、それでもなお「周りに合わせて、やめておこうか・・・」と思ったのであれば「ファースト・ラビット」の一体何を聴いているのか・・・。

ともあれAKBが私の気づかぬうちに随分変わっていることはよく分かりました。頑張って追いつかなくては。