服というのは、ファストファッションのようにワンシーズンだけ着てそれで終わりなんていうものもあります。その一方で「おばあちゃんが着ていた着物を母親が着ていてそれを私が譲り受けて・・・」のように世代を超えて受け継がれるものもあります。

服というのは一体何年着られるのでしょうか? 全国クリーニング生活衛生同業組合連合会が定めたクリーニング事故賠償基準によると、スーツは3年、礼服10年、セーターは3年、ネクタイは2年、毛布は5年、ポロシャツ2年などと書かれていました。これがクリーニング業者から見た標準的な耐用年数なのでしょう。

なんだか服の寿命ってやけに短いんだな。私はそう思ってしまいました。
なにしろ私が普通に着ているシャツ(下着じゃない方の、秋~冬に着る長袖シャツ)は2008年に購入しましたがいまだに現役で着ています。というか、身長156cmの私にしてみれば身体にピッタリのサイズのシャツがなかなか売ってないので、一度購入すると「こりゃ人前に出られないほど古ぼけてるな」という状態にならない限り使い続けるわけです。

スーツもそう。私が今持っている一番古いスーツは2016年に購入したのですが、ほつれたり擦り切れたりしていないので、あと5年は着られるでしょう。
(この手の商品は一定の確率で微妙なクオリティのものがあります。吉祥寺の伊勢丹閉店セールで買ったスーツは1年しか保ちませんでした。1年後にズボンの尻の生地が薄くなって、クリーニング店の人から「これはもう着られない」と指摘されました。)

礼服は2009年に買いました。着たのは数回程度。そりゃそんなに冠婚葬祭なんてたくさんありませんから当然ですよね。したがって今も新品同様。

ネクタイ2年? そんなばかな。1000円程度のネクタイを5年以上使っていますが型崩れとか手垢の汚れとかは発生していません。

ポロシャツ2年も意味不明。私が持っているポロシャツは2007年に買ったものですが今なお普通に着用可能。

毛布は20年以上同じものでクリーニングや洗濯を繰り返しているものの、温かさは20年前と同じです。

トランクスだって今履いてるのは5年以上前に買ってきたもの。もしかしたら色褪せてるかもしれませんがトランクスが色褪せようがピカピカだろうが同じこと。

というわけで私の見解としては「持主がそれに納得しているのであれば何年でも使い続けられる」です。

ただこれは私には友だちがいなくて、休日は誰とも会わず、そのために無理してトレンドの服を買い求める必要もなく、そもそも前述のような理由で自分にフィットするアイテムは滅多に手に入らず、結果的に「新しいものを買ってきたから古いやつを処分する」というサイクルが発生しないという要因もあります。

これもこれで良いのではないでしょうか。なにしろオバマ大統領もジョブズもいつも同じような服を着ていました。私も結果的にそんな感じです。そして誰とも会わないのでいつも同じ服でも何も問題ないのでした。(仕事で使うスーツは別です。定期的に古いやつを下取りしたうえで買い足しています。)となると服を買う、捨てるという資本主義のサイクルに嵌るはずもなく、実に環境に優しい生活を送ることができるわけです。

結論:陰キャでぼっちが究極のエコ