ニュージーランドの滞在先のひとつとしてロトルアを選ぶ方も多いでしょう。
琵琶湖と同じくらいの大きさの湖があり、一周およそ40km。マオリ文化について理解を深めたり、スパに入ったり間欠泉を見たりといろいろなアクティビティに期待が高まります。

・・・到着するまでは。

ガイドブックを見ている限り、色々な見どころがあって「行けばなんとかなるだろう」と漠然と考えています。でも甘いですね。私も本当にそんなふうに適当なイメージを持っていました。ところがそのイメージはわりとあっさりと現実に打ち砕かれるのでした。

ロトルアは車がないとすごく不便

まず空港に到着します。夜7時頃のことでした。しかし市内と空港を結ぶバスは2023年6月現在、夜6時が最終便となります。というわけで市内に向かうためには、誰かに迎えに来てもらうか、レンタカーを使うか、タクシーか、歩くかしかありません。旅行者にしてみれば知り合いなどいるはずもなく、迎えに来てもらうという選択肢は消滅します。歩くのも無謀としかいいようがありません。初めての土地しかも海外を10km歩いて(しかも北海道以上のスカスカな土地)ホテルにたどり着けるわけありません。

したがってタクシーを使うべきなのですが・・・。そんな便利なものはありません。

一応タクシースタンドらしきものがあってそちらに向かってウロウロしているとトランシーバーを持った男が「お前はタクシーに乗るのか。行き先はどちらだ」と尋ねてきます。滞在先を説明するとタクシーを呼んでくれる・・・はずが、しばらく待っても誰も来ません。一応1台来ますが、先客を捕まえて立ち去りました。そして私は夜の空港に一人取り残され・・・。いかにも「友だちいない研究所」みたいな結末です。

でも幸運は残っていました。運転手が「相乗りになるけど」と持ちかけてくれました。これを逃すとどうなるかわかったものじゃありませんから、タクシーを知らないおっさんとシェアしてなんとかホテルに到着・・・。危ない危ない。

その翌日。私はバス1日乗車券を買ってテ・プイアというところを訪れました。ここはマオリ文化の伝承を目的に設置された文化センター。間欠泉もあります。入場料は驚きの75ドル!
しかしバス停のアナウンスなんていう便利なものはないので、テ・プイアを事前にグーグルストリートビューで見ておいて、近づいたらストップボタンを押すとかいうひと工夫が必要になります。
それとこのバスは30分に1本程度なので、逃すと時間的に大打撃です。

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(テ・プイアの間欠泉)

午後は街の中心部に戻り、さあその後どうするか考えました。ケーブルカー? アグロドームで羊ショー? 一応どちらもバスでたどり着けますが、なんだかピンと来ません。
代わりに思い浮かんだのがレッドウッド・ファカレワレワ・フォレスト。セコイア杉が大量に生えている森や巨大なシダがあります。ようするに森林浴ができるようなエリアです。これはバスのルート3でアクセス可能・・・。なのですが、これも停留所のアナウンスがなく、「とりあえず乗ろう」と決めた私はどこで降りればいいのかさあっぱりわかりません。

運のいいことに、地元の女の子が「どこに行くの」と声をかけてくれたので観光案内所でゲットした無料地図を指し示すと運転手さんに「どこそこの停留所で下ろしてください」と説明してくれました。これで私は間違った停留所で降りずに済んだものの、逆に言うとこの女の子が私に話しかけなければ完全に道に迷っていたはずです。

というわけで私は午後は1時間ほど一人で森の中を歩き(なんだかこのブログ通り根暗な感じ)、また街の中心部に戻り、徒歩で湖のほとりに向かいました。綺麗・・・。

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夜は夜でスーパーに行って買い物をしました・・・、が、最寄りのスーパーに行って戻ってくるのに45分もかかりました。近いと行っても片道1Kmはあったはず。





 

もはやこのツイートのとおりです。ペーパードライバーがロトルアに行くとえらい目に遭います。