年に何回か、なんて骨体!! と思うことが誰しもあるはずです。遅刻しそうだと思ってギリギリにたどり着いた羽田空港。じつは欠航だったよ! なんて骨体!! 日向坂46のライブで最前列のチケットがとれた! でも緊急事態宣言でライブが中止になったよ! なんて骨体!! そこまで不運じゃなくても、カラスに糞をかけられたとかプールに行ったら替えのパンツを忘れたとか、世の中には色んななんて骨体が溢れています。

私のなんて骨体!! もそんなありふれたなんて骨体のひとつ。
人と会う用事があったので休日の真っ昼間に銀座に出かけて行きました。正直言って、私は人と喋るのが好きではありません。土日は誰とも会わないのが一番幸せです。仕事をしていても業務の話しかしません。自分のプライベートに関わることなど全くと言って良いほどしゃべりません。逆に同僚のプライベートに立ち入りません。業務とは無関係だからです。

というわけで電車に乗ります。赤の他人が視界に入ってきます。もうそれだけで私は気が滅入ります。なんで土日にこんな目に遭わねばならぬのか・・・。そんな気分を抱えながら有楽町から待ち合わせ場所の銀座三越へ。外国人観光客がやたらと多くなり、やかましいことこの上ありません。

この人とは喫茶店で話をするはずになっていたものの、そもそも休日に昼間に銀座で喫茶店に入ろうとしても20分は待たされるでしょう。たかがコーヒーのために時間をドブに捨てるなんてますます不幸です。とはいえ有楽町から銀座三越に歩くまでにいろいろ喫茶店に目星を着けてみたところ、松屋通りのビル2Fにあるルノアールがわりとスッと入れそうだと判明。というわけで相手と合流しこのルノアールへ直行すると5分程度の待ち時間で楽に座れました。ナイス自分。

・・・が、すぐに私はこりゃ「なんて骨体!」と叫びました(心の中で)。
このルノアール、ずいぶん席と席の間隔が狭いな!! ドトールか!?

ルノアールといえばゆったりとした座席配置がウリだったはず。調べてみたところ、1号店を出店するときに内装に予算をかけすぎて予定の半分しか椅子を準備できず、結果的に隣の席との距離が遠くなりました。ところが怪我の功名というやつで、逆にビジネスマンにウケたことから、「単価を高くして、その代わりある程度お金がある大人が集まるスペース」路線を歩むことになります。安くしたらうるさい学生が集結しますから迷惑ですよね。

が、ここのルノアールは東京のど真ん中だからなのか、妙に隣の座席と近いのでした。もう一度言うがドトールか!? いやドトールじゃなければサイゼリヤかこれは!?

さらに輪をかけてなんて骨体だったのが、その隣の席にインド人らしき男がいたことでした。別にインド人だろうがパキスタン人だろうが国籍はともかくとして、この男がサンドイッチを食べる仕草がなんとも品がなく、ムシャムシャという音が私を直撃するのでした。むさくるしい外国人の咀嚼音を聞かされて嬉しい人はいないでしょう。私も嫌でした。もっと座席の感覚が広ければこういうことはなかったはずです・・・。なんて骨体!!

というわけで私は終始微妙にイライラしながら話をする羽目になりました。相手には申し訳ない・・・。もう銀座で人と待ち合わせなんか絶対にしません。

それにしても一番のなんて骨体は休日に人と会う用事が入ってしまったことです。もはやルノアール以前の問題ですねこれは。