2023年4月、Twitterのウェブ版のアイコンが何の前触れもなく犬に変わりました。

米SNS大手ツイッターの画面に表示されるマークが4日までに従来の「青い鳥」から「シバ犬」に変わった。ツイッターを買収した米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の意向とみられるが、変更の期間といった詳細は明らかにされていない。

シバ犬は暗号資産(仮想通貨)「ドージコイン」のマークとみられる。マスク氏はドージコインに関心を寄せている。昨年3月には利用者から「ツイッターを買収してマークをドージコインに変えて」とお願いされ、「いいね」と答えるやりとりもあった。

(読売新聞2023年4月5日記事「ツイッターの青い鳥、「シバ犬」に変更…マスク氏が関心持つ暗号資産ドージコインのマークか 」より)

イーロン・マスク氏がTiwtterの経営に参加してから大量のリストラが行われたりと相当混乱しているのだろうなということは想像されましたが、見慣れた青い鳥から犬に変わるのは違和感があります。
もともとTiwtterは短文を手軽に投稿できるSNSというのが特徴であり、RTなどを通じていろいろな人に自分の考えを伝えることが可能です。こうやって自分の言葉が自分の元を離れて、世界へ羽ばたいてゆく姿は青い鳥のイメージとも重なります。

しかし突如として犬。犬。古くから人類の友であった犬。クモとか蛇とかよりはよほどいいですが、Twitterの特徴を捉えたチョイスとは言い難いでしょう。工夫したつもりなのかもしれませんが工夫が余計です。

正直な話、こういうところに手を加えるよりも、もっと根本的な使い勝手の向上を目指して頂きたいところです。たとえばタブレット端末でTiwtterを閲覧していると、途中で広告ツイートが表示されます。これはまだ分かります。Tiwtterも営利企業なのですから。それはいいとして、見たくもないので下へスクロールしようとするとそこで必ず画面が引っかかったようにカクカクとなり、いかにも「この広告を見よ」と言わんばかりの不愉快な操作感を味わうことになります。

しかもこの広告というのがGoogleが配信するAdsense広告ほど精度がよくないらしく、私のニーズとまったくマッチしない内容のものばかり。自分と全く接点がないような広告を見せられてもねえ。

不思議なもので、こういう改善すべき点、残してほしい機能、いらない機能というのはユーザーならすぐにいくつでも列挙できるのに、ひとたび自分が「中の人」になってしまうと途端に諸々の事情で着手することができないとわかったり、やらなくて済む理由を探し始めたり・・・。とにかくユーザーファーストじゃなくて自分ファーストになってしまうのです。

そういえばTiwtterって日本法人も大量リストラがあったみたいだな、どうなってるんだろうと思い、たった今https://about.twitter.com/ja/companyというページを覗いてみました。

が、
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一体どうなってるのかわかりませんがとにかく色んなことが行き詰まっていると想像されます。
調べてみたところ、日本法人は京橋(銀座のすぐとなり)にあると判明。今度都心に出かけることがあったらどんな感じなのかビルの外から冷やかしで覗いてやろうかと思います。我ながら根暗で陰キャで陰険な感じです。いや全員リストラされて誰もいないかも??