新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、至る所に設置されていたのがアクリル板でした。
会社の座席の前と左右に、イオンモールとかのフードコートに、スタバに、とにかくいろんなところに設置されていて人の声が聞こえないわ、誰が掃除しているのかしていないのかはっきりしなくてなんだか汚らしいわで、果たして何の役に立ったのかよくわかりませんね。
新型コロナウイルスの感染対策として使われているアクリル板などの仕切りについて、専門家の有志らは「効果の評価は困難」との見解を示しました。
23日に開かれた厚労省の専門家会合では、アクリル板などの仕切りに関する評価が行われました。
専門家の有志らからは、これまで様々な対策が同時に行われてきたため「効果を評価することは困難」とする意見が示されました。
一方で、飛沫(ひまつ)を物理的に遮断する観点からは有効と認めていて「今後も活用はあり得る」としています。
空気中を浮遊する微細なエアロゾルに関しては十分に遮断できないため「換気の徹底が重要」だということです。
今後、仕切りを撤去した場合でも感染が拡大した場合の再利用に備えて当面は保管を勧めています。(テレ朝NEWS「コロナ対策のアクリル板は「効果の評価は困難」 厚労省の専門家会合で」[2023/03/23 22:05]より)
評価は困難、つまり効果があったのかなかったのか、明確に測定することができなかったということでしょう。これまで国は飲食店に対してアクリル板を設置しろと指導してきましたが、無意味だったかもしれないことを行わせていたわけです。しかし本当に「意味がありませんでした」と言ってしまうと自分が責任を取らされるので「評価は困難」。じゃあ専門家って何のためにいるのでしょうか。そもそも新型コロナウイルス感染症はここまで対策しなければならないほど恐ろしい病だったのでしょうか。私は3年前から「そんなことはない」とこのブログで発信してきました。
たとえばこちらの記事
では、そもそも記事タイトルからして当時の騒ぎを「集団ヒステリー」と表現しています。そして、
ワイツゼッカー・元ドイツ大統領は「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になる」という名言を残しています。今回の件が収まってから、政府も専門家(と称する人)も、マスコミも、そして私たち一人ひとりもここ数か月の間に自分がやったことは適切だったのか、冷静さを欠いていなかったかを十分に振り返るべきだと思います。
と、未来でも見てきたのかと言いたくなるような文章で記事を締めくくっています。
ともあれもうじき大量廃棄の道をたどることがほぼ確実なアクリル板たち。
彼らはただ廃棄されて終わるものでしょうか。第二の人生ってないのでしょうか。
アクリル板の第二の人生を考えてみた
陰キャにとっては、「他人との明確な境界線ができた」と感じて嬉しかった人もいるでしょう。
いわゆる陰キャの人は自分だけの世界観を持っていることが多く、他人から一方的に距離を詰められてしまうことほど苦痛なものはありません。だからアクリル板で他人との間に仕切りができると喜ぶわけです。
例えば、「陰キャが嫌いな人と喋るときにアクリル板で仕切る」なんていう使い方もできます。一見イヤミに見えるものの、「私はあなたの仲間ではありません」というメッセージになるわけですから、相手もあなたの世界にズカズカと踏み込んでくることもなくなるはず。ある意味、Win-Winですね。
しかしもっといい使いみちがあります。
アクリルといえば、アクリルキーホルダーやアクリルスタンド。アイドルとか二次元のお店でよく見かけるアレです。これの原材料に転用すればいいじゃありませんか。
ぼっち@3_bocchi
まもなくアクリル板の大量廃棄が始まる。
2023/03/25 21:43:48
黒澤ダイヤのアクスタを一体どれだけ作れるんだろう・・・? 1億??
つまりこれです。

単純に廃棄するのではなくて、これの原材料に転用してしまえば、廃棄物処理費用も浮くし、アクスタ製造業者もゴミを引き取ってくればそれで済む話ですから原材料費を抑えることができます。結果、ラブライブ! ファンも安くアクスタを買うことができて大喜び。日本経済爆上がり。最高。
実はアクリルそのものも、原材料費とか物流費とか、いろいろな費用が値上がりしており、アクスタも商品によってはパッケージに小さい文字で「値上がりの影響で、前回発売時より若干サイズダウンしております」といった説明が書かれていることがあります。いやいや、廃棄物をリサイクルするだけでそんな問題、軽く解決でしょう。はー、これでワイも黒澤ダイヤのアクスタを100体ゲットやで・・・。
コメント