職場のパソコンがいまいち調子が悪いです。昼休みに席を離れ、また戻ってくるとスリープモードになっています。しかしマウスをカサカサと動かすとまた起動し、パスワードを入力すると再び使えるようになる・・・、はずです。

ところが最近は画面が黒いままで、マウスを動かしたりキーボードを触ったりすると、ディスプレイがわずかに明るくなりはするものの、そこから何一つ起こりません。これはいわゆるスリープデス(死)と呼ばれる現象だとか。

ネットで調べてみたところ、これはノートパソコンでのみ起こるものであり、
「システム無人スリープタイムアウト」というもので、通常では設定できない項目だということです。「システム無人スリープタイムアウト」とは、電源設定とは関係なく、ユーザーが操作していないと判断してスリープモードに入るという設定のようです。

(http://hokoxjouhou.blog105.fc2.com/blog-entry-1098.htmlより)
だとか。私はマイクロソフトのことを、頼みもしないのに無用の善意でいつも余計なことをしてくるとんでもないやつだという印象を持っていますが、今回もどうやらそのようです。


Windows10のスリープデスを防ぐ方法

システム無人スリープタイムアウトを起こさないようにするためには、どうやらレジストリの設定を改変しなくてはならないようです。
しかし職場のパソコンのレジストリを勝手に触って、ますますおかしなことになったらどうするのでしょうか。こういうのに詳しく、自信があるという人ならともかくとして、大半の人は「いやそれはちょっとね」というのが実情ではないでしょうか。私もその一人です。

私は、スリープデスが煩わしいので、昼休みに離席するときはとうとう「シャットダウン」するようにしました。これなら電源がOFFになりますから、そもそもスリープデスなどということにはなりません。電源ボタンを押してからパソコンが起動するまでの時間は、Windows8以降はとても短くなりました。私の職場のパソコンの場合は1分もかかっていません。であればスリープデスからなんとかして復帰させようとしてうまくいかなくて・・・、という出来事に遭遇するよりもよほど手っ取り早い解決策です。

人によっては、スリープデスから復帰するためには結局電源ボタンを押して強制的にシャットダウンし、もう一度起動させるという手段に訴えている方もいるはずです。しかしこの場合、事前にそんなことをするとは予想もしていなかったはずですから、離席前に作業していたエクセルとかの作業の途中経過も保存できていないことが十分考えられます。それですこし前からやり直しになってしまうくらいなら、最初から「昼休みに離席するときはシャットダウン」と自ら行動パターンを決めておいたほうがよほどマシというものでしょう。

昔はこういう事象に遭遇したという記憶はありません。Windows10になってからです。技術が進歩したとしても、これに付随してまた別の問題がもぐら叩きのごとく現れる。それでイライラして余計なストレスを抱える。高性能なOSとかインターネットとか、いろいろなものが世の中に送り出されても、正直私は「昔と比べて幸せか?」と訊かれると「いや、それほどでもないんだよね」としか言いようがないのです。たぶんWindowsが11、12、13・・・とバージョンアップしていっても、同じ時間内に処理しなければいけない作業が増えるだけで、給料まで増えるわけではないのも十分想像がつきます。

ん? だったら昔のほうがまだ幸せだったんじゃ??