WindowsというOSは電源を切ろうとすると、更新プログラムが適用されてしまい、電源がOFFにならないという厄介事例がよくあります。

「お前、更新プログラムなんていうありがたみのあるネーミングを装っているが、どうせ不具合が見つかったのを取りつくろおうとしてるだけだろ」

そう言いたくなります。実はWindows95は、バグがあるということを知っておきながらリリースされてしまったという経緯があります(実話)。致命的なバグではないので、後からどんどん修正すればいいだろう、100点満点になるまでクオリティを磨き上げていたらいつまで経っても発売できない・・・、そうマイクロソフトは判断したそうなのです。

そのスピード重視の考え方が今にも受け継がれているのでしょうか、やたらと「更新プログラムの適用が云々」が目立ちます。

この更新プログラムのせいなのか、ある時からデスクトップにEdgeのショートカットが生成されるようになりました。私はEdgeなど使ってもいないので、すぐにゴミ箱へポイ。

翌日。またEdgeのショートカットが生成されています。
またゴミ箱へポイ。

翌日(以下略)。

これなんとかならんのでしょうか。

Edge


削除しても勝手に復活するEdgeのショートカット。お前はゾンビか

一応、こういうものが生成される理由と、復活させない方法もあるようです。
これはMicrosoft Edgeが自動で更新をインストールするたびにデスクトップアイコンを作成するという動作が原因らしい。更新時にデスクトップアイコンを作成しないポリシーも用意されているが、デフォルトでは構成されていない。

更新時のデスクトップアイコン作成を無効化するには、レジストリのHKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\EdgeUpdateにDWORD値「CreateDesktopShortcutDefault」を作成する。値のデータはデフォルトの「0」のままでいい。既にこの値が存在し、値のデータが「0」以外になっている場合は「0」に設定しなおす必要がある。

(https://it.srad.jp/story/23/01/22/1648256/より)

しかしこの方法はPCに詳しくないと自信を持って作業できないでしょう。つまり私のような人間には打つ手がありません。

2016年の「日本中のPCがあるとき一斉にWindows10に勝手にアップデートされてしまった事件」もそうですが、マイクロソフトは「自社製品をゴリ押しする」傾向があります。TV局が特定の芸能人ばかりゴリ押しするという程度なら見なければいい話です。ですがPCの場合、「TBSが嫌ならNHKを見ていればいい」のように別の選択肢があるわけではなく、普通一人一台ですから「これしかない」のです。
そのように代替手段がないところに、私達の意思を無視して一方的に自社製品を見せてくるわけですから、鬱陶しくて仕方ありません。「おすすめです」と言いたいのでしょうけれど、はっきり言って逆効果です。

しかし私はひらめきました。

Edgeを削除すればいい!!



・・・だめでした。右クリックしても「アンインストール」というメッセージが出てきません。FirefoxとかChromeは右クリックすると「アンインストール」というメッセージが出てくるのに、です。
コントロールパネルから「アンインストール」しようとしても駄目でした。なんと、Edgeだけは「アンインストール」という選択肢が用意されておらず、「変更」することしかできないのです。

まさかWindows自体がある意味コンピュータウイルスなのでは?
私は今まで以上にその思いを強くしつつつあります。