今日の記事はタイトルのとおりです。

私は仕事のあと、近所にある温水プールで泳ぐことがあります。
ランニングもやっているのですが、しょっちゅう走っていると飽きてしまいます。
子供のころスイミングスクールに通わされていたので一応泳げますから、走る代わりに水泳をする日もあるわけです。夏場なんて暑くてとても走っていられませんしね。

夏の水泳は、当たり前な組み合わせすぎて何の変哲もありません。夏のかき氷、夏の花火、夏のプール・・・。違和感がないですね。

では冬の水泳はどうなんでしょう。温水プールといっても本当に温かいの? じつはメチャクチャ寒いんでしょ? そう思うのは当然です。

全然違いました。じつは快適でした。


冬こそ温水プールで泳ぐのがいい

私の近所にある温水プールは水温は年間を通じて一定で(当たり前)、およそ30度です。
風呂の温度は40度くらいですから、そこから10度低い(これも当たり前)温度に設定されています。

30度というのが絶妙で、夏場だと「うん、普通に泳げるね」と思う程度。この記事を書いているのは12月中旬で、今日の私の住む地域の最高気温は11度、最低気温は1度でした。こういう日に30度のプールに入ると、「おや、外より温かいぞ」と感じられるから不思議です。
いや、外が日中でも10度程度で風が吹けば体感温度はもっと下がりますから、外より温かいと思えるのはむしろ当然ですよね。寒い中をランニングするよりも案外快適にカロリーを消費できてしまいます。

冬の温水プールはもう一つのメリットがありました。

空いているのです。しかも、ものすごく。夏だと水遊び目当てで子供たちが集結するプールですが、さすがに冬にそういうことをする人もおらず、人影はまばらです。これなら思う存分クロールしたりバタフライしたり平泳ぎしたり背泳ぎしたりクイックターンしてまたクロールしたりバタフライしたり平泳ぎしたり背泳ぎしたりとやりたい放題。私のある日の休日の真っ昼間の場合はなんとたったの3人しかプールで泳いでいませんでした。ありがたい。ピークシーズンから外れたタイミングで利用することで快適に利用できるのは高速道路や飛行機と一緒ですね。

ただ冬のプールにも一つ難点があります。
市民体育館とかに併設されているプールはえてしてロッカーが大きくないので、冬場の厚着たとえばコートとかを着ていくと収納しきれません。しかしユニクロで売ってるウルトラライトダウンジャケットを持っていれば、下にシャツ1枚でも近距離の移動なら十分寒さをしのげるのでそういうアイテムがあればいいでしょう。それに、ウルトラライトダウンジャケットはかなりコンパクトに折りたたむことができるのでロッカーにすっぽりと収まってくれます。これは便利ですね。

冬にも運動したい、でも寒い・・・、なんて思っている方はぜひ温水プールを検討してみてください。泳げないという場合であっても水の中をバシャバシャと走るだけでもけっこう疲れるもの。つまりかなり体を使っているということですね。

水着もアマゾンで2000円ほどで買えますから、懐が痛むような出費ではないはず。あとは水泳帽(これがないとプールに入れない場合も)、ゴーグルとスイミングバッグ。ランニングシューズと対して変わらない初期投資で十分始められます。こういうスポーツの習慣はきっと生活をポジティブな方向に変えてくれることでしょう。