サイゼリヤに行ってメニューに目をやるとリスの絵が描かれています。
リスの一家がイタリア各地を巡るという設定らしく、2022年10月に私が目撃したメニューでは5人(5匹?)家族がミラノに到着していました。
おいしさとお洒落が満載の秋のミラノへ。りすの家族もオペラに、出かけて楽しみます。
んん??
んん???
オペラ???
めっちゃ富裕層やんけ!!
サイゼリヤのリス富裕層説
ミラノのオペラといえばスカラ座。1778年に開館したという、伝統と格式を誇るオペラ座であり、歴代音楽監督にはトスカニーニ、カンテッリ、ジュリーニ、アバド、ムーティ、バレンボイム、シャイーなど錚々たる大指揮者が並びます。
ここのオーケストラはオペラだけではなくシンフォニーを演奏させてもやはり高い適応力を有し、とくにジュリーニが指揮したベートーヴェンの交響曲集のCDは名演とされています。
それにしても5人でこんなところに乗り込んでいくリスって・・・。
と思い、スカラ座でオペラを鑑賞したときのチケット価格を調べてみました。
すると・・・。
チケット高っ!!
一番高いチケットですと252ユーロ。つまり35,000円ほど。
最安値の30ユーロでも4,200円。ただしこの席はlimited viewつまり目の前に壁とか柱があったりして視界が遮られるとかいうデストラップ仕様です。
そういう邪魔がない席だと最安値は198ユーロつまり28,000円ほど。とりあえずこの座席を5人分確保すると14万円になります。たけえ!!!
ちなみにイタリアの映画館はチケット1枚が8ユーロ・・・。1,100円くらいです。いかにオペラというものがカネのかかるものかがよくわかります。
こういうものにホイとお金をだせる家族って、どっからどう見ても富裕層です。
・・・と、あくまでもファミレスのイメージイラストにすぎないものに目くじら立てるつもりなどさらさらありませんが、「なぜ俺は350円のサラダに満足しているのだろう」「なぜ一人でパスタなんか食ってるんだろう」と、オペラを観に行くリスが視界に入ってきたがゆえに気づかなくてよいことに気づいてしまいました。
なおかついちいちスカラ座のチケット代を調べてリスの家族の懐事情をわざわざ計算するなんて、暗いですね・・・。そう、このブログの題名は「友だちいない研究所」。友だちがいないからついそういうことを考えて記事にしてしまうのでした。本当に暗いですね・・・。
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