PCへの投資をケチった者の当然の末路でしかありませんが、ロースペックPCだとYouTubeの音声がブツブツと途切れたり、ブブブっという音になったりとストレスに感じてしまいます。

私はノートパソコンを2台持っています。といってもどちらも安物です。

1つ目は2020年春購入。CPUはCeleron N4120というもの。メモリは8GでOSはWindows10。消費税込みで6万円はしなかったと思います。
知っている人は知っていますが、このCPUはごく最低限の作業を行うといった程度の能力。ワード、エクセル、パワーポイント、ウェブサイト閲覧が主な使用目的であり、動画編集はきついでしょうね。やったことありませんが。

でもこのスペックでも十分YouTubeは再生可能です。HD動画が滑らかに動いてくれるので、ストレスはあまり感じません。まあたまーにソフトウェアの反応が鈍いときがありますが、そういうこともあるさと割り切るしかないでしょう。なにせこのCPUですからね。

2つ目のPCは「HP Stream11」というモデルで、2014年冬リリースされたもの。私はこれを2015年秋に買いました。あくまでも出張、旅行など自宅外へPCを持ち出すとき用であり、紛失や盗難を想定して中にデータなどは一切保存しないようにしています。

OSはWindows8.1なので2023年までのサポート。しかし我ながらよく8年も使いました・・・とはいえ年間100時間も使っていないんですけどね。
CPUはCeleron N2840でメモリは2G。見るからに非力ですがSSDなので軽くて静か。HDみたいに衝撃がどうのこうのとあまり心配しなくていいので持ち運びには適します。図書館みたいなところで使うにもピッタリです。

ただやはりこのパソコンで動画を再生するには若干無理がありました。
YouTubeを再生すると冒頭に述べたとおり、動画がカクカクとなったり音がブツブツと途切れたり、なんなら渦巻がクルクル回って先に進まなかったり・・・。動画ではなくてただのウェブサイト閲覧でも複数のタブを同時に開こうとすると途端に固まったりします。

しかし「旅行、出張用のパソコン」のように使用シーンが明確であり、年間せいぜい100時間程度の利用にすぎないのであれば、何も新品である必然性はありませんでしたね。
今どき、中古のレッツノートが2~3万円で売られている時代です。レッツノートなら耐久性も抜群ですし、CPUの性能も申し分なし。さらに軽いとくれば三拍子揃った名選手です。こういうのを3年くらいのサイクルで買い換える、ということにしておけば旅先で「YouTubeが再生されない!」などといってイライラすることもなかったでしょう。

私のHP Stream11もOSのサポートが終了したらその役目を終えることになりそうです。新品ロースペックPCよりも、中古のレッツノートを買ったほうがお買い得かもしれないというアイデアは次回買い替えのときにしっかりと検討の俎上に載せるべきだと思いました。